家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ちょっと前のvoicyで
ブッシュ孝子さんの詩が取り上げられていて
その詩も素晴らしかったんだけれど
私がおおーって思ったのは
ブッシュ孝子さんの詩集を出されたのがサンリオだったという事
当時、サンリオって詩に力を入れておられたんですよ
って言う先生の言葉に
そうそう、私、知ってます!!!!
って思わず言いましたわ。
サンリオが出している「詩とメルヘン」という雑誌があって
私、毎月楽しみにして、買ってたことを思い出したのでした。
その雑誌は、文字通り詩とメルヘン(童話)で構成された雑誌で
(編集長はやなせたかしさん)
すごく楽しみながら読んでいました。
最後に読者の投稿ページというのがあって
特にそこが大好きで
実は、私もしばしば投稿していました。
(一回も採用されたことないけど)
ハガキにイラストを描いて、そこにちょっとした詩を書くの
今思えば(何を書いたかは忘れちゃいましたが)
めちゃめちゃ恥ずかしいようなことを書いていたように思います。
だって、その当時の私は
みつはしちかこさんの「小さな恋の物語」みたいな世界にいたから
もう本当に、あんな感じの
めちゃめちゃ甘い、甘い詩とイラストを描いていたはずです。
それは良いんです。
その読者の投稿ページに採用されている作品が
めちゃめちゃすごくて
毎回必ず採用されている人がいて
会ったこともないのに、めちゃファンになってました。
ああ、私もこんな風なイラストが描けたらなあ
ああ、私もこんな風な詩が書けたらなあ
って、毎回恋焦がれるように思っていました。
あの時、あんなふうにイラストを描けるようになりたいな
あんな風に、詩を書けるようになりたいな
って言う気持ちが
私の知らないところでずーっと地下水脈みたいに
今につながっていたのかも
詩の講座で詩を書いてみたい
と強く強く思ったのは
それがあったからかも
そんなことを思ったのでした。
昔、父が
本当にやりたいと思っていることは
その事を忘れてしまっていることがあっても
心の中でずーっとつながっていて
いつか、思わぬ形で実現できたりするものだ
というようなことを言っていたことを思い出しました。
実は、私の父は
本当は、漫画家になりたかったんだけれどなれなくて
でも、漫画を描くのが大好きで
何十年後かに
挿絵を描く機会を得るのです。
思っていた形とは違っていても
夢はかなうという事を示してくれました。
そんなことも、思い出したりしました。
若松英輔の「読むと書く」ラジオ
コメント
わ~ビックリ☆
奥薗先生と同じように、私も「詩とメルヘン」を愛読していました。
何回かイラストを投稿していましたが、不採用で(^^;
あの雑誌の世界、ステキでしたね !
そして今も、あの世界に憧れる私が確かに心の片隅にいます。
今日の記事を拝見し、あらためて、そんな気持ちを持ち続けたいと思いました。
>私の知らないところでずーっと地下水脈みたいに
>今につながっていたのかも
なんて詩的な言葉でしょう(^^
「詩とメルヘン」なんかうれしいな。
あの雑誌を、同じ時に見ていて、同じ時に投稿していたなんて。
今思い出しても、豊かな時間を過ごしていたんだなあって思います。
うれしいコメント、ありがとうございました。
詩とメルヘン、みつはしちかこ先生。。。なんとなつかしい〜!
優しい世界が繰り広げられていて大好きでした。
詩とメルヘンは、詩とファンタジーに名前が変わってかまくら春秋社さんから発行されていますが、ご存知ですか?
(最近私は読めていないのですが)
また投稿なさってみてはいかがでしょうか。
奥薗先生のお父様のお言葉、やりたいことがわからない私でも、いつかなんらかの形で湧き上がってきたらいいなあと思いました。
今日は大根餅を作ります♪
詩とメルヘン、みつはしちかこ先生!!!!!
確実に、同じ世界にいましたね。
詩とファンタジー、アマゾンで調べたら、確かにありました。
「詩とメルヘン」とは、ずいぶん感じが変わりましたね。
今、やりたいことがわからなくても、やりたいことがないわけではないので
ある日突然、きっと湧き上がってくる時があると思います。
私も、長く詩の事を忘れていたのに、突然書きたくなったのですから
何が起こるかわかりません。
だから人生は、面白いですね。