家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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昨日は
いろんなものが値上がりしている理由としては
気候変動もある、という話を書いたのですが
一つ思い出したとがあって
昨年、スーパーの売り場から
切り干し大根が消えた時期があるんです。
切り干し大根の棚が、ごそっと空になっていて
Youtubeか何かで
話題になっているのかなって思っていたんです。
（そういうこと、あるでしょ？）
ところが、そうではなくて
これは、知り合いの乾物屋さんから聞いた話なんだけれど
去年、猛暑の影響で大根の中心部分が黒くなる病気が流行って
夏から秋にかけて大根の生産量がガクッと少なくなったんです。
（うちの近所のスーパーでも
大根が品薄ですっていう張り紙がされていたことがあった！）
大根の病気が広がったことで
切り干し大根を作る大根が確保できなくなり
結果、切り干し大根が棚から姿を消した
という事らしいのです。
なんか、乾物って、備蓄されているようなイメージがあるけれど
原材料の生産状態で、大きく変わるんですね。
そういえば、
去年は一時的に米も不足したし‥。
そんなことを考えていくと
どんな状況でも
あるもので料理を作って、食べていける知恵って
大事だなって思う。
いや、本当は、
どんな所でも野菜を育てらる知恵が欲しいところだけれど
なかなかそういうわけにもいかないのでね。
なんか手前みそになってしまうけれど
手に入りやすいものを使って
誰でも失敗なく作れる料理をお伝えすることって
やっぱ私の使命だわ、って思う今日この頃。
哲学する犬・・。
コメント
ボクにとっては奥薗流レシピは、今でも厳しい世の中を生き抜く為のサバイバルツールです🙇♂️ありがとうございます🙇♂️
今は物価高騰の中、いかに安く美味しくヘルシーな料理を楽しみながら作るかが課題ですが、これからは少子高齢化の中日本の食物の生産者も減って食糧自給率が更に下がったり、世界における日本の経済的地位が益々落ち込んで外国から輸入する食物を「買い負け」したり、食物の量・種類の絶対数が大幅に減って、もっと厳しくなり、いかに無い食糧を確保して食べていくか？が課題になってくるのではないか？とボクは悲観的に感じています。
正に食べる事が生きる事に直結するような時代。食べる物が無くて飢えて死んでしまう時代。
ちょっと悲観的過ぎますが、食べる事は生きてく上で益々重要になってくるのではないか？とボクは感じています。
これからの奥薗流レシピ、ボクは楽しみでもあり、頼りにもしています🙇♂️
それでは失礼致します🙇♂️f@
ホント、おっしゃる通りですね。
食べる事と、生きることが、ものすごく近くなってきていて
本来、近いものなんだけれど、切実に近くなってくると
けっこう大変なことになりますね。
私も生活者の一人として、いろいろ考えながらレシピを作りますね。
これからもよろしくです。