家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
こんなことを書くと笑われると思いますが
私、歯医者さんが苦手です。
私の行っているところは、先生も歯科衛生士の方もみんな優しいし
腕もいいので、まったく痛みなどもないのですが
それでも、行くのにちょっと勇気がいるんです。
昔は、歯医者さんというと虫歯が痛くなってから行くものでしたが
最近は、予防医学の考え方が歯のほうにも広がっていて
定期的は、検診と歯のクリーニングをして、
きちんとメンテナンスをして、虫歯にならないように、という考えが進んでいるようで
いやいや、私もそれは十分わかっているのです。
でも、痛くなる前に歯医者さんに行くのって、やっぱりかなり勇気がいります。
なんでかなあ。
で、昨日鍼灸マッサージに行って、自分の体のメンテナンスをきちんとしなきゃなーってつくづく思ったので
その勢いに乗って、今日は歯医者さんに行ってきました。
ちょっと、冷たいものが染みる歯があるのです。
うん、早め早めの歯医者さん通い
私って、ちょっとえらいんやん!!
・・・・・・・・。
ところが、いざ、行ってみると、
冷たいものがしみる時点でかなり虫歯は進行していることが判明
最後に見てもらってから2年もたっていれば、そりゃあ虫歯にもなるね。
芸能人は歯が命!っていうCM
があったけど
料理研究家も歯は命!
いやいや、どんなお仕事でも歯は大切です。
鍼灸マッサージに行って思ったんだけど
体って、全部が見えないところでつながっていて
足が痛いからと言って、足が原因じゃなくて
首やら肩やら腰やらをもみほぐすことで足が治るように
虫歯が痛くて、反対側ばっかりで噛んでいると、微妙に体が歪んで
それが今度は肩こりや、腰痛の原因になる可能性は十分ある。
元気で暮らしていくために
食事に気を付けることは、もちろん大切。
でも、それと同じくらい、自分の体の声を聴いて、早め早めにメンテナンスするのも大事ですね。
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さて、今日のお弁当です
鶏むね肉の胡麻焼き
かぼちゃの甘煮
小松菜としめじのお浸し
ひじきと人参とツナの梅ドレッシングマリネ
卵焼き、ミニトマト
雑穀ご飯の上には、黒ゴマとゆかり
鶏むね肉の胡麻焼きは我が家の定番中の定番で
鮭とか、豚肉とかでもやります。
これは中国料理にゴマ揚げという料理があって
白身魚に卵白を絡め、それをのり代わりにしてゴマをくっつけて油で揚げるんです。
でも、卵白をからめるというがすごくめんどくさくて
残った卵は、かきたま汁とかにすればいいのだろうけれど
できれば、卵白使わずにできないかと思って
小麦粉を水で溶いたものをからめて、ゴマをくっつける方法を考えました。
さらに、最近は小麦粉にマヨネーズを混ぜ、水少々で濃度を調整してからめ
ゴマをくっつけています。
これだと焼いているときにマヨネーズが溶け出して、
さらに少ない油でも上手に焼けるんです。
味付けは、鶏むね肉にあらかじめ塩をもみこんで下味をつけているのですが
この料理には、辛しとケチャップを混ぜたものがよく合うので
お弁当を詰めるときに、ケースの底にケチャップ&からしをひいて、
その上に、ゴマや木を入れています。
人参とひじきとツナの梅ドレッシングマリネは
ひじきと水をフライパンに入れて、すぐに火にかけて戻すのが奥薗流。
これだと、5分もあればひじきが戻るので楽ちんです。
湯を切って人参も入れて蒸し煮にして
あとは、ツナ入りの梅ドレッシングで和えるだけです。
梅味のおかずが一つあると、なんかさわやかでいいですね。
かぼちゃは定番の甘煮
仕上げに薄口しょうゆをちょっと入れると
味がしまって、ご飯のおかずになる味になります。
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