でいりいおくじょのBLOG

2014.09.04

モロヘイヤは直炒めでぱぱっとおいしく

台風の影響で野菜の値段がことごとく上がり

特に青菜類は特に高値が続いています。

そんな中でモロヘイヤは、かなりコストパフォーマンスがいい野菜なんじゃないかな。
 

日本の研究者によって日本にもたらされたというモロヘイヤ

(前に、そのドラマをテレビでやっていたので見ました)

栄養的にみると、かなり優等生です。

ねばねば成分のムチン、食物繊維、ベータカロテン、カルシウム

カルシウムが骨に取り込まれるのを助けてくれるビタミンK,葉酸など

いずれもトップクラスの含有量です。
 

これだけ栄養があるのに、値段のほうは、うちの近所のスーパーだと

一束98円くらいで売っています。

ホウレンソウなんか、今一束270円くらいしているし、

小松菜も180円くらいなので

それに比べれば、かなりお買い得。

ただし、まだまだなじみのない野菜だからなのか、置かれている場所がわかりにくい。

アイドルと同じで、人気が出ないとなかなかいい場所には行けないんですね。
 

さて、そんなモロヘイヤ

料理の本を見ると、葉っぱだけを摘み取って一度ゆで

細かく刻んで使うと書かれていて

昔は、私もそんな風に下処理をしてたんです。
 

でも、葉っぱだけ摘んでゆでると

ゆでた後ねばねばして水けを絞りにくいし、刻みにくい。
 

それである時、軸ごとゆでて、軸ごと刻んだほうがやりやすいんじゃないかと考えたわけです。

確かに、このほうがやりやすい。

でも、ゆでた後軸を取り除くのは至難の業。
 

それで、さらに考えて

軸ごとゆでた後、

軸も細かく刻めば食べられるんじゃないの、と思ったわけです。
 

思い立ったら、すぐにやってみる!!
 

思った通り、細かく切った軸って、食べられる!!

例えば

細かく切った葉っぱと軸を納豆と一緒にめんつゆに入れて(ねばねばどうしで相性がいい)

おそばとかそうめんを食べるの

細かく切った軸の部分が、納豆と混ざるとプチプチして、なんとも言えずおいしい!!
 

これはいい!!ということではまりまくったのが数年前の夏。
 

けれど、もっと楽な方法があるんじゃないかと、考えまして

思いついたのが、生のうちに細かく切り

ゆでずに炒める方法。
 

ゆでるのも悪くないんだけど

ゆでた後、ぬるぬるするので、水を絞りにくく、切りにくいという欠点を

これで、一挙解決です。
 

しかもですよ。

豊富に含まれるカリウムや、葉酸などのビタミン、ミネラルは水溶性なので

ゆでることで流出してしまいますが

ゆでずに炒めれば損失なし。

しかも、ベータカロテンなどは、使用性なので、逆に吸収率がアップするのです。
 

更にさらに、

炒めたほうが、確実においしい!!

モロヘイヤ独特の香りみたいなのが、まったくなくなるのです。

油の力ですね。
 

こうして、私とモロヘイヤとの付き合いは、数年にわたって紆余曲折し

生のまま、軸は細かく、葉っぱはざく切りにして直炒め

ということで、今は落ち着いています。
 

さっと炒めて水を入れ、スープにしたり、カレーにしたり、たまごとじにしたり

炒めて煮込めば、さらに食べやすいですよ。
 

買ってきたら、できるだけ早く食べるほうがいいですが

保存は、売られている袋に入れたまま、冷蔵庫の野菜室に入れるのが

もっとも簡単で日持ちさせる方法だと、思います。

あくまで私の経験ですが、

別の野菜用保存袋に移し替えるより、売っているときに入っている袋

あれが意外に一番いいんです。

(売るほうも、日持ちするように考えてあの袋に入れてるんだと思う)
 

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今日の「日めくりレシピ」は「モロヘイヤのとろとろスープ」
 

モロヘイヤを直炒めして作るスープ

思い立ったらすぐに作れて、しみじみ体に栄養がいきわたる感じがするスープです。

なべひとつで、あっという間にできるのもうれしいところ。
 

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