でいりいおくじょのBLOG

2014.07.31

もやしって洗う?

「もやしって洗うんですか?」

という質問を先日の講演会の時に受けたんですけど

もやしを洗うか、洗わないかって

どの程度洗うか、とか

ひげ根はとるべきか

ということと同じくらい、個人の自由だと思うんですね。

実は、私知り合いに、実家がもやしを作っているという知り合いがおりまして

その人に、もやし作りの現場についてこと細かく教えてもらったことがあるんです
 

それによると

豆を水に浸して温かい室に入れて発芽させるんですけど

その時、豆って栄養豊富なので雑菌が繁殖しやすいんですね。

豆は発芽させつつ、雑菌を繁殖させてはいけないということで

一日数回(彼女曰く数時間おきに)、上から水をジャーとシャワーでかけるわけです。

このシャワーを夜も昼もなく、定期的にやらないといけないので

これがもやしつくりで、一番大変なところ、ということでした。
 

確かに、自分で豆を発芽させる時も

一日2~3回は豆を洗いながら発芽させないと

すぐに豆がぬるぬるして、腐ってきますものね。
 

と、なると、

もやしって、売られている状態の時には十分たっぷりの水で洗われているわけですし

もちろん無農薬ですし、

まあ、洗わなくてもきれいといえばきれいなんですよね。
 

きれいといえば、きれいですけど

それを、もう洗わないでいいやと思うか

それでもしっかり洗わなきゃと思うか

それは個人の価値観ですもんね。
 

ちなみに私の洗い方はこう。
 

もやし袋の口を切って

そこから水道の水をジャーッと入れ

袋の口をぎゅっと握って中身をフリフリ
 

あとは、袋の下の2つの角をはさみでちょんちょんと切って、水を流し

しばらくその辺に立てかけて水けをきって、

はい、おしまい!!
 

丁寧に洗ってないけど、一応さっと洗ってるって感じ
 

この洗い方のいいところは

ざるとか余計な道具を使わなくても、

早目に洗って、その辺に立てかけておくだけで余分な水気も切れる。

一応さっと洗うことで、もやし臭さもなくなる!!
 

ただ注意すべきは、角の切り方

大きく切りすぎると、もやしがそこからザーッとこぼれちゃう。

こうなると余計めんどくさいことになるので、要注意。
 

ひげ根に関しては、私は取りません。

っていうか、とったことがありません。
 

ひげ根をとったもやしが美しいということはわかっていますし

ひげ根をとれば、なんかもやしが高級食材みたいになるということも知っているけど
 

安くて、包丁炒らずで食べられる、というところがもやしのメリットなのに

買うたびにひげ根を取らないといけないとなると

安くてお手軽のありがたさがなくなるような気がして
 

もやしは、ひげ根をつけたまま料理して

安くて手軽なもやしよ、ありがとう!!と思っているほうがいいと思っているのです。
 

そして、もやしのひげ根をとる時間とエネルギーを

もう一品料理を作るとか、家族と会話するとか

そんなところに使いたいなと思っているのです。
 
 

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今日の「日めくりレシピ」は

「もやしと豚バラのさっぱり炒め」

定番の組み合わせですが、ちょっとしたコツでぐっとおいしくなります。酢の使い方がポイント。
 

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