でいりいおくじょのBLOG

2014.02.04

恵方巻き

 

昨日は節分でしたね
 

関西の風習だった恵方巻きも、今ではすっかり全国区になって
 

趣向を凝らした恵方巻きがあちこちで並んでいます。
 
 
 

買ってきて食べるのもありだけど

最近は巻きずしを作る機会もなかなかなくて

こういう時でないと、ついついめんどくてやらないから

ことしもやっぱり作りました。
 

10数年前、東京に出てきた時

恵方巻きのことを話しても関東の人はだれも知らなくて

へえ~、巻き寿司一本も食べたらお腹いっぱいにならないの?

などと、逆に心配されたりしたものでした
 

私の子供の頃は、コンビニなんかもなかったし

どこの家でも節分には普通に巻き寿司なんて作っていて

太巻きというと、すごい太い具沢山の巻き寿司を想像するかもしれませんが

家で作る巻き寿司って、焼き海苔一枚で巻ける太さでしかないわけだから

そんなめちゃめちゃ太いわけじゃないんですね。

(お寿司屋さんとかで売られてる太いのは、海苔を継ぎ足して太くしているです)
 

そんなわけで

家で作る太巻きは、すし飯を少なめ、具を多めにして

一本食べた後、お腹がパンパンにならないようにしています。
 

どれくらいごはんの量かというと

うちは2カップの米を炊いて、これで4本作るんです。

これだと、一本当たり、米1/2カップ分ですから、

ごはんに換算して、1本食べてもお茶碗に1杯分です。
 

中に入れる具は

鮭のほぐし身

玉子焼き

サバ缶そぼろ

豚肉の梅風味のしぐれ煮

きゅうり

青しそ
 

鮭は、甘塩鮭を焼いて身をほぐしたものですが

最近生鮭ばかりで塩鮭を買うことがあまりなくて

久しぶりに買ってみたら、全く塩がきいてなかったので驚きました。

これって、減塩?なんでしょうか?

でも、塩サケってもう少し塩が効いてないと、美味しくないので

焼いて身をほぐしてから塩を降って味を整え、いりゴマを混ぜました。
 

たまごやきは、普通、お寿司に入れる時は甘くしたりするのかもしれませんが

私は、甘い卵焼きが苦手なので、お寿司に入れるときも塩味のだし巻きです。

この方が、フワフワして柔らかいので好きなのです。
 

サバ缶そぼろは

さばの水煮缶にしょうゆとはちみつとおろしショウガをタップリと混ぜ、

水分がなくなるまで炒り煮にしてそぼろにしたもの

京都の懐かしい味です。
 

豚肉のしぐれ煮

うちの巻き寿司は、食べごたえをアップさせるために

牛肉の時雨煮(牛肉を醤油、はちみつ、生姜で煮る)を入れることが多いのですが

今年はサバ缶そぼろをいれたので

味がかぶってしまうのと、さばの脂と牛の脂が合わさるとしつこくなりそうなので

さっぱりさせるために豚肉のしぐれ煮にしたのでした。

それも生姜だとやっぱり味がかぶるので

豚肉を甘辛く煮たところに、最後に梅肉を混ぜて

さっぱりとした味に仕上げてみました。
 

きゅうり、これは絶対必要ですね。

巻き寿司の具って、甘辛い濃い目の味が多く

また、食感も柔らかいものが多いので

きゅうりのさくさくしたみずみずしい食感が、ものすごくいいアクセントになります。

私は、きゅうりを多めに入れるのが好きです。
 

後は、青しそ

これも、ほんの少し入るだけで、ぐんと香りが良くなります。
 

あちこちで売られている巻き寿司がどんなものなのか

ものすごく興味はあるのですが
 

それでも、喜んで食べてくれる人がいるうちは

毎年、作り続けてみようかなと思っています。

これもまた、楽しみ。
 

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