でいりいおくじょのBLOG

2014.08.13

みんなの家庭の医学 腸内年齢若返りレシピ

「みんなの家庭の医学」で

腸内年来若返りレシピを紹介させていただきました。

作ってみたい、食べてみたいと思ってもらえたらうれしいのですが。

今回のレシピについて、補足説明を少しさせてください。

********************
 

まずは納豆とオクラの焼春巻き。
 

滋賀県のふなずし、漬物などの発酵食品の良さが紹介されたので

一品は漬物を使った料理にしようと思っていたのですが
 

漬物といっても、実は発酵しているものと発酵していないものがあり、

家庭で手軽に作っている即席漬けのようなものは、発酵していないんですね。
 

となると、

最も身近で、わかりやすい発酵漬物となるとぬかづけということになるのでしょうが

この糠漬けがレシピに書くとなるとなかなかくせもので
 

つまり、家庭によって、味も香りも塩分量も違うので

レシピに落とし込むときに、その辺をどうすればいいのかという問題が起こるんですね。
 

確実に発酵していて、塩分量にそれほど差がない漬物って何?

これが最初の壁でした。
 

で、行き着いたのが塩麹の漬物。

塩麹は、スーパーでも手に入るし

作っているメーカーや、手作りの塩加減によって、若干塩分量は違うものの

使う量がそれほど多くなければ、出来上がりの味や塩分量にそれほどの差がでないし

塩麹を使うだけで、即席漬けなのに発酵食品になるところがポイントです。
 

今回オクラとしょうが。
 

しょうがってすりおろして漬物の隠し味に入れることが多いと思うんですけど

しょうがのせん切り塩麹漬けが、実はすごくおいしくて

私はよく、キュウリとしょうが、なすとしょうがなんかも塩麹でつけるんですけど

その場合も、すりおろしではなく、せん切りにして

まるで野菜の一つみたいな感じでしょうがを入れちゃうんです。
 

それを今回の料理には、応用してみました。
 

スライスチーズは、溶けるタイプじゃないほうが、

横から流れ出したりせず、上手に焼けますよ。
 

***********************
 

トウモロコシの発酵パンケーキ
 

発酵食品の中で、一番おなじみなのはヨーグルト

私も毎日食べています。
 

毎日食べているだけに、いざ料理に使うとなると

これがなかなか難しいんですね。
 

例えば、タンドリーチキンのように

お肉を漬け込むのにヨーグルトを使うとか

(これはお肉が柔らかくなる)

漬物のベースとして使うとか

(ヨーグルトに塩やみそを混ぜて、そこに野菜や魚を漬け込む)

みたいな使い方はもちろんできるんだけれど

それだと、使うことはできても、つけだれのヨーグルト自体は

それほどたくさん口に入らないし

漬け込むことで、肉や野菜にどれだけ乳酸菌が浸透するかも疑問。
 

やっぱり、ある程度の量、確実に口に入るれしぴにしないと。

ここがヨーグルトを使う壁でした。
 

スープにするとか、カレーに入れるとか

そういうことも考えたんだけれど、それだとあまり面白くないかなと思って
 

最終的には、今流行りのパンケーキに行き着いたというわけです。
 

番組の中でもお伝えしていたように

パンケーキの生地って、普通は卵と牛乳で作るんですけど

その牛乳の部分をヨーグルトに代えると、もちもちの生地になるんです。
 

乳酸菌って、加熱すると死んでしまうんですけど

死んだら効果がないかというとそうではなく

その死んだ乳酸が腸に達すると、その死骸が善玉菌のえさになるので

生きたまま乳酸菌が腸に到達しなくても

乳酸菌を食べる意味はきちんとあるそうです。

(小林先生もおっしゃっていました)
 

今回、腸内年齢若返りのための食事のレシピなので

パンケーキというと、おやつみたいに見えるかも・・。

という心配がちょっとあって
 

表面にベーコンをのせたのは、食事感を出すためでした。

朝食なんかで、パン代わりに食べてね、みたいな。

だから、ベーコンは、のせてものせなくても、どっちでもいいんです。
 

ただ、ベーコンのしょっぱさが入ると、

それはそれでおいしいし

ベーコンのしょっぱさとメイプルシロップ、という組み合わせも意外にいけるんです。
 

ベーコンにメイプル?

これもちょっと変な感じがするかもしれませんが、ぜひ試してみてください。
 

****************************
 

酒粕キムチ煮
 

暑い時期に、煮物はどうかな、とちょっと思ったのですが
 

夏といえども、冷房や冷たい飲み物、食べ物で

体が冷えている人も多く

冷えていることで、体の不調が起こっている人も結構いるんじゃないかと思い

あえて、汗の出る料理を紹介しました。
 

まあ、夏にキムチ鍋なんか、うちでもよくやるんで

キムチが入った小鍋風のものなら、夏でも違和感がないかと。
 

ポイントは酒粕ですね。
 

酒粕って、好きな人と嫌いな人に分かれますね。

私は、大好きで、一年中食べています。
 

酒粕は、番組の中でも紹介されていましたが

それ自体、食物繊維も多いし

腸の中で、油を吸着してくれる成分を含んでいるので

腸の中で、便のかさ増しになりつつ、吸着した油のおかげで

便が腸の中でするりと動きやすいようにしてくれる働きをするようで

とにかく、酒かすを食べると、お通じが確実に良くなる。

これは、私の実体験。絶対お勧めの食材なのです。
 

酒粕は、新種の季節(11月頃から~)が旬なので

今はスーパーとかでも、ちょっと品薄状態ではあるんですが

探せば、売っていないこともないので

ぜひ探してみてください。
 

一般的なのは、板状になった板かすといわれるものですが

ペースト状になったのもあります。

今回の料理はどちらでも作れます。
 

酒粕を入れるタイミングがポイントです。
 

酒粕って、好きな人と嫌いな人と、好みが分かれますよね。
 

私も子供のころ苦手だったし

うちの子供たちも、やっぱりちょっと苦手なんですよね。
 

それで、どうやったら、食べられるようになるだろうかと、いろいろ試した結果

酒粕の、あの独特な臭いって、揮発性だということがわかり

とにかく、煮込んでしまえば、香りが抜けるということを発見。
 

例えば、カレーとか、シチューとかの隠し味に酒粕を入れるとぐっと味に深みが出るのですが

その場合も、最初から入れちゃうの。

最初から入れて、コトコト煮てしまえば、かなり香りは飛んで

わからなくなります。

もちろん、アルコールだってとんじゃう。
 

これで、うちの子供たちも、酒かすがおいしく食べられるようになりました。

そういう経験から

今回、酒かすを最初から煮込んで、食べやすくするレシピにしたというわけ。
 

もちろん、逆に、酒かすの香りを楽しみたいときは

一番最後に入れて、極力煮込まないようにすれば

酒かすの香りを楽しむことができます。
 

意外かもしれませんが、酒かすとチーズの相性はバッチリです。
 

料理してそのまま食卓に出せる小さ目の土鍋か小鍋で作ると

洗物も増えず楽ちんです。
 

**********************
 

ちょっと長くなりましたが

今回の腸内年齢若返りレシピ
 

作ってもらえたら、うれしいです。
 

コメント

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop