でいりいおくじょのBLOG

2014.08.25

国産かぼちゃがおいしくなってきました

かぼちゃというと、冬至に食べるイメージがありますが

収穫時期は夏から初秋にかけて

収穫後、10℃くらいに保った貯蔵庫で保存することで

うまみや甘味、栄養価がアップします。

ちょっと前までは輸入物が主流で、

国産物があっても、色が若い感じのものも多かったのですが

最近は、国産ものが主流で、色もばっちりおいしそうになってきました。

いよいよ国産かぼちゃが食べごろですね。
 

かぼちゃって、ビタミンA, C, E に加えて食物繊維も豊富。

美容にも、腸内環境にも、アンチエイジングにもすごくいい野菜。

特に、この時期は、色の濃い野菜が品薄だったり、値段が高かったりするから

そういう意味でもかぼちゃは強い味方です。
 

昔は、カボチャを一個丸ごと買ってきて

切るのに苦労したことなんかあったけど

最近は、切ったものが売られているので助かりますね。
 

かぼちゃの下処理として種を取りますが

かぼちゃのベータカロテンって、果肉の部分よりも、皮やワタの部分に多く含まれているので

種を取るとき、ワタまできれいにとらないほうがいいんです。

ワタがあると、煮上がりが汚くなったり、くちにのこったりするような気がしますが

ワタって意外にすぐにやわらかく煮えるので、口に残ることはないし。

煮ものにするときは、ワタがついているほうがうまく調味料がからみます。
 

料理の本などを見ると、

かぼちゃの皮をところどころ向いてから煮るように書いてあるのもありますが

最近のかぼちゃは皮もやわらかく、口に残ることもないので

これも全くむく必要はないし、栄養的に見てもむかないほうが絶対いいんですね。
 

かぼちゃの保存は、ワタの部分を濡らすと傷みが早い気がするので

私は、洗わずに、種を取り

必要な分だけ切って、必要な分だけ洗って料理し

使わない分は洗わずに保存袋に入れて冷蔵庫に入れています。

乾燥させておくほうが、日持ちがする気がします。
 

それからかぼちゃの調理法として電子レンジで加熱する方法がよく紹介されていますが

私は、正直、カボチャはレンジでやると、まずくなると思っています。
 

ジャガイモなんかも、私はあまりレンジ調理はしないんですけど

ジャガイモは、蒸したりゆでたりしたのとレンジ加熱したのとでは

ホクホク感という点で、蒸したりゆでたりしたほうが上だと思いますが

味と香りという点で比べると、それほど差がないように、私は思います。

だから、料理によってはレンジ加熱でも悪くないかなとは思っています。
 

でも、カボチャの場合は、

レンジ加熱だと甘味が出ない気がするし、香りもあまりよくない

特に冷めた時も、レンジ加熱だとガクッとまずくなる気がするんです。
 

なので、カボチャを最もシンプルに味わうなら、蒸しかぼちゃが一番おすすめ。
 

かぼちゃって火が通りにくいイメージがありますが

厚みを1~2センチに切れば、柔らかくなるのに2~3分、長くても5分くらいです。

なので、カボチャをフライパンに並べ、水を50~100cc位入れ、

ふたをして火にかければ、これで蒸しかぼちゃの完成。

レンジにかける時間とそう変わりません。
 

シンプルに蒸したかぼちゃは、特に味付けしなくても塩を振っただけでもおいしい!!
 

体にいいビタミンたっぷりのかぼちゃ。

繰り返し食卓にのせるためには、できるだけシンプルに料理するのがおすすめです。
 
 

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今日の「日めくりレシピ」は「かぼちゃとトマトの冷たいスープ」です
 

ミキサーを使わず、フライパンひとつで作るこつは

かぼちゃの蒸し煮です。
 

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