家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
家じゅうの整理が着々と進み
最後に残っている最大の難関がクロゼットです。
残っているといってもね、少しずつは着手しているのです。
これから先着ないと思う服、何年も着なかった服
去年まで来ていたのに突然に合わなくなった服
ことごとく処分しましたです、ハイ。
それでも、まだまだ多い。
っていうか、処分しているんだけど、なんかまだまだ服があり
服はあるのに、着る服がない。
なんで?
そこで気づいたんです。
自分がこれから、どういう服を着たいのか
あるいは、どういうラインナップの服が必要なのか
方向性が定まっていないんだってこと。
それで、再度お勉強のつもりで本を読みました。
(結構、勉強から入るタイプ)
「服を買うなら捨てなさい」(地曳いく子著 宝島社)
以前、「50歳、おしゃれ元年」という本を読んで
地曳さんの言葉にとても刺激を受けたので
さらなる刺激を求めて、2冊目です。
たくさん服を持てば持つほどおしゃれ度は下がる
バリエーションはいらない
キマっている組み合わせを繰り返し切ればいい
同じ服を週2~3回着たっていいのだ!
着てみて、ああダメだと思って鏡の前で脱ぎ捨てた服は
二度と着ることがないのだから捨てるべし
ダサい服は、捨てるべし
服はどれだけ長く着れるかではなく、どれだけたくさんの回数着れるかで買う。
等々
耳が痛いことが多いけれど
ガンガン心に響くわあ~。
ノーマルな定番のスタイルだと思っていても
去年と今年では少しずつデザインが変わっているので
去年の服と、今の新しいデザインを組み合わせてしまうと
全体に古くて、痛いファッションになるのか~。
買い替えるなら、ノーマルな定番物を、グレードアップするべし!!
・・・・・・・・・・。
と、ここまでところで、すごく納得したら
急に、これって料理にもいえるなあ、と気が付きました
定番料理も、ずーっと昔から作り方は変わっていないだろうと思うけれど
実は、少しずつ少しずつ変わってきていて
いやいや、別に古い作り方をしていても
作りなれた作り方で、おいしくできているなら全然問題ないのだけれど
料理研究家としては
そこは、少しずつ今風の作り方に変化させて
今の時代に合った調理法を研究し、伝えていかなくっちゃね。
昔ながらのやり方をずーっと守り続けているってことは、尊いことかもしれないけれど
今を生きている人の、ライフスタイルに合ったやり方や、価値観や
そういうものを無視して、昔ながらのやり方を守り続けていく必要ってあるかなあ。
家庭料理のレシピは、今を生きている人のためにあるのだから。
今の暮らしに即した方法を見つけることもまた、家庭料理研究家の仕事なのです。
ファッションの話から、料理の話になってしまいましたが
繰り返し食べても飽きない料理
繰り返し着ても飽きない服
なんか、共通点がありますね。
私のファッション事情。
また、随時お知らせします。
コメント
先生、おはようございます。
眉間のシワが、苦渋の決断を物語っていますね。
鏡の前で、ファッションショーしながら、生き残る服が選ばれていくのですね☺。
ところで、赤いエプロンは、何枚持っているのですか?。
先生、今日も1日健やかにq(^-^q)。
何を残して、何を捨てるか。自分の中で何かしっかりした基準がないと、なかなか難しいですね。たぶん、これ、服のことだけじゃないですよね。
先日、「金スマ」で小林カツ代さんの特集をやってました。
「影響を受けなかった料理研究家はいない」「私が死んでもレシピは残る」が印象的でした。
睡眠時間を減らして精力的お仕事されていましたが、病気になっていまいました。
私は奥薗先生に質のある睡眠をとってください、多忙を言い訳にしないで健康診断を受けてくださいね。
70歳には70歳のレシピ、80歳には80歳のレシピを作る目標があったようです。
奥薗先生、健康寿命で長生きしてこの願いを受け継いでいってほしいと思います。
いつも応援しています!!
いつも、ありがとうございます。
そうですね。私自身、一生現役を目指していて、その時その時、リアルな自分の生活と向き合って、レシピを考え、紹介していきたいなと思っています。