家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
鮎釣り名人の知人から
島根県匹見川の鮎が送られてきました。
鮎の季節ですね~。
実は、その知人に誘ってもらって
一度だけ鮎釣りをしたことがあります。
鮎釣りは、友釣りという方法です。
生きた鮎に釣り針をひっかけて川の中に入れると
縄張り意識の強い鮎は、
よそ者の鮎に体当たりをし、やっつけて追い出そうとしてくるんです。
その習性を利用して
体当たりしたところを釣り針で引っ掛けるんです。
文字で書くと簡単そうに思いますが
どのへんで、どんな風におとりの鮎を泳がすか
これって、経験と勘がないとかなり難しく
でも、それが面白さでもあります。
その時は、ビギナーズラックで一尾だけ釣ることができ
川辺で焼いて食べました。
おとりにした方の鮎も一緒に焼いて食べたのですが
こちらは、おそらく養殖物の鮎で
(おとり用の鮎が、川のそばで売っている)
実際に釣り上げた天然ものの鮎とは、全く味も香りも違い
当たり前のことですが、それが驚きでした。
アユ釣り名人の方は
(私の知人もそうですが)
日本全国、鮎を求めてあちこちで釣って食べておられるので
鮎を食べただけで、どこの川のかがわかるそうですが
それもまた、鮎の魅力なんでしょうねえ。
さて、今日頂いた鮎は、早速塩焼きに。
一応、竹串をさして形を整え
魚焼きグリルで焼きました。
鮎って、やっぱりおいしいですねえ。
本当はタデ酢で食べるところですが
タデがなかったので、普通に酢しょうゆで食べましたが
何もつけなくても、十分おいしかった~。
はるばる島根から送られてきた鮎
そう思うだけで、更に美味しさが何倍にもなる感じ。
コメント
先生、おはようございます。
美味しそうですね☺。
鮎釣り名人の方は、そんな特殊な能力があるのですね。
当地に流れる川でも、鮎釣りが盛んです。
旬っていいですね。
食べ物で季節を感じられるのって、幸せですね。
先生、今日も1日健やかにq(^-^q)。