家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は雑誌の撮影。
テーマは土鍋料理。
土鍋といえば鍋物っていうイメージですが
私は以前から一年中土鍋を使うことを提案していて
というのも、土鍋の最大の特徴は保温力で
火を止めた後の余熱で美味しく料理できる土鍋は、夏こそ使わないともったいない。
夏においしいカレーなんか、ことこと煮込まなくても、
5分位煮て火を止めて20~30分くらい置いておくだけで
野菜も肉も柔らかくなります。
台所も暑くならないし、ほったらかしで置いておくだけなので
本当に楽ちんです。
冷蔵庫に残っている野菜をいろいろ入れて
ラタトイユみたいに、トマト味で煮てしまうのも私はよくやります。
こういうのってまとめて作っておくと
サラダ代わりにたっぷり食べるのもいいし
ピザ用チーズをかけてチンして食べるのもおいしいですよ。
暑いと、ついつい簡単なもので済ませてしまいがちで
野菜を食べなきゃって思っても、
サラダみたいなものばかりになりがち。
サラダもおいしいし、サラダが悪いわけではないのですが
野菜をいっぱい食べたつもりでも
生野菜って、意外に量が食べられないんですよね。
その点、加熱すればかさが減るのでたくさん食べられるし
かぼちゃとか、きのことか、根菜類とか、イモ類とか
食べられる野菜の種類もぐんと多くなるのもうれしいところです。
今日も撮影の人と話をしたんです
とにかく、土鍋をしまい込まないこと
便利な調理器具だと思って
とにかく出しっぱなしにして、気軽に使ってみてください。
コメント
先生、おはようございます。
保温調理って、いいですよね。
鍋なら、数種類の食材を煮込めるし、肉やお豆腐入れたり、すれば栄養価も上がるし、なにより手軽にできる。
冷たいものをとりがちな夏は、積極的に食べたいですね。
先生、今日も1日健やかにq(^-^q)。