家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
NHKのサラメシを見ていたら
コンビニのおにぎりを作る機械を作っている会社で働く皆さんのサラメシ(長いなあ)を紹介されていて
興味深く見ました。
私がいいなあ、って思ったところは
この機械で作ったおにぎりと、お母さんのおにぎりとどっちがおいしいですか?
という質問に、
この機械を開発した方がお母さんのおにぎりです、って答えられて
もう一人の方も
機械は愛情をこめられませんから、っておっしゃったんだけど
それに対し
“でも僕たちは、おにぎりを作る機会を愛情込めて作っている”
っておっしゃったとこ。
いいなあ、これ。
機械は愛情をこめられないけれど
機械に愛情を込めることはできる。
名言ですねえ~。
話は変わりますが
息子が小学生くらいの時
息子の友達が大勢遊びに来た時は
土鍋でご飯を炊いて、子供たちの目の前でおにぎりを作ったものでした。
あの当時(20年ほど前)
土鍋でご飯を炊いている家って、そんなになかったので
土鍋で炊いたご飯を食卓にボーンと置くだけで
“ええ~っ、おまえんちすごいなあ”
みたいな感じになって
その熱々のご飯で、手を真っ赤にしながらおにぎりを握ってあげると
“す、す、すごいな~”
って、空気感はますます高まり
たかがおにぎりでも、なんかすごいご馳走を食べさせてもらったみたいな感じになって
子供たちは大喜びでした。
あれこれ作らなくても、みんなのおなかを膨らすことができたので
これ、私の作戦勝ち
でもね、
機械でおにぎりが出来上がる光景を見てるだけで、なんかわくわくしたから
おにぎりって、それだけで、なんかわくわく、うれしい食べ物なのかもね。
それにしても
最近は、よその人が握ったおにぎりを食べられない子供が多いと聞くので
あの頃、息子の友達は、私の握るおにぎりを嫌がらずに食べてくれたこと
(あの頃は、そうだったのかもしれませんが)
改めて、ありがたいなあと思いました。
コメント
先生、おはようございます。
今朝も、爽やかな秋晴が期待できる青空ですね。
私も、サラメシは、毎回欠かさず見ている大好きな番組です。
見ていると食べたくなりますね。
毎回、各々の食事の場面には、各々のドラマがあるんだなぁ、と思います。
中井貴一さんのナレーションに引き込まれて行きますね?。
先生は、おにぎりの具は何が好きですか?。
私は、鮭かなぁ。
塩むすびもシンプルで好きです。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。