家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日ネットニュースを読んでいたら
もやしがピンチ!という記事を発見しました。
もやしといえば、家計の味方。
天気にも左右されず、常に安いもやしなんですが
その記事によると、もやしを取り巻く環境は、かなり過酷なようです。
というのは、もやしって、原料となるのが緑豆で
約7割が中国からの輸入なんだけど
今年、雨が多かった影響で収穫量が減ったり
中国の緑豆農家が、収益の高いトウモロコシに転換したり
などの理由で、緑豆の収穫量が減少して、価格が2~3倍にもなっているんですって。
でも、もやしって、安いのが当たり前になっているから
値上げもできない状況で
もやし農家の方は、もやしだけでは赤字なんですって、大変!!
実は、息子が小学生だった時、担任の先生のご実家がもやしを作っておられて
保護者面談の時、息子の学業のことそっちのけで
もやし生産の話を聞かせてもらっていました。
(もやし農家さんに知り合う機会なんて、そうそうないと思ったので、とにかく興味津々だったんですよねー。)
もやしってね、発芽するときに温度が上がるので、雑菌が繁殖しやすくて
何時間おきに、シャワーで水をじゃーっとかけて洗浄しないといけないらしく
それの洗浄作業が、もう毎日、何回もあるので
それはもう、それだけでも大変な作業だとおっしゃっていたのを思い出します。
そんなわけで、私、もやしには並々ならぬ愛情を持っているのです。
そうそう、このニュースで
今、日本で緑豆を育てる試みが始まっていることを初めて知りました。
なんで原料の緑豆が不足しているのに
それでも中国から輸入し続けている理由として
雨の多い日本で緑豆を育てるのがとても難しいという理由があるそうなのです。
でもね、日本での試験栽培だけでなく、栽培に適した場所探しも始まっているようなので
オール国産のもやし、できるといいですね~。
いずれにしても、消費者の意識もちょっと変えないといけないですよね。
もやしがちょっと値上がりしても
もやしの値段が上がったー、なんて思わないで
今まで通り、買い続けようと、私は思うよ。
コメント
先生、おはようございます。
農作物は、天候に左右されますね(>_<)。
私が利用するスーパーでは、緑豆もやしのほかにも、違う原料のもやしを売っています。
大豆、黒豆、ブラックマッペとかご存知でしょうか?。
田舎だから?。
それぞれ栄養成分も違いますし、太さが違ったり、用途に合わせて使い分けてみるのも面白いですよ?。
豆がそのまま付けられている小大豆もやしは、ナムルにすると食感がいいし、味ががよく乗っていいです✨。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。