家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
先日新橋に行ったとき
創業300年という老舗の佃煮屋さん(玉木屋さん)の前を通ったので
ごはんのお供に買って帰りました。
お江戸の佃煮といえば
その昔、徳川幕府ができた時
摂津の国(大阪)から呼ばれて移住してきた人たちが
将軍様に献上した残りの魚を自家用に溜まりや塩で煮たのが始まりだそうで
江戸中期に醤油が大量に生産されるようになってから大いに作られるようになったのだとか。
これまで私の勝手なイメージでお江戸の佃煮はしょっぱいような気がして、
この手の佃煮をあまり買ったことがなかったので
その創業300年というお味はどんなのか、試してみたくなったのです。
お店の中は、本当にいろんな種類の佃煮があって
どれもこれも試してみたくなって迷う~。
で、散々迷った挙句に買ったのは
小女子
きゃらぶき
あさり
カツオ
たらこ
特にたらこの佃煮って、初めて見たので興味津々です。
で、早速炊き立てご飯で食べてみたら
めちゃめちゃおいしい!!!
想像以上においしいです。
もう、ご飯がすすむ、すすむ。
すすみすぎて困るわ。
ごはんがおいしくておいして、食べ過ぎちゃいますね、これは。
さすがお江戸の老舗だけあって、甘さ控えめでキリッと醤油の味がたっていて
そのシュッとした味が、何とも言えずいい感じ。
大阪の佃煮だと、もう少し甘めで、それはそれで美味しいんだけれど
このお江戸のしょっぱい味は、逆にご飯の甘みや旨みを引き立ててくれる感じ
いや、私、こういう醤油の勝った甘さ控えめの味の方が好きやったんやわ
って、初めて気づきました。
たらこの佃煮は焼きたらこの食感で
おにぎりの具にしてもいいかも。。
醤油のかったあさりの佃煮は、混ぜご飯にしたいかんじ。
きゃらぶきも小女子の佃煮も、間違いないお味です。
そんなわけで、毎食のご飯の時間が、このつくだ煮のおかげで待ち遠しく
いつもよりも、もりもりご飯が進みました。
それぞれ少しずつしか買ってこなかったので
今日とうとう全部食べ終わってしまい
今、つくだ煮ロス中。
佃煮って、クセになっちゃいますね。
また、買いに行かなくっちゃ。
コメント
先生、おはようございます。
何だか楽しそうですね?。
いっそ、自分で作っちゃえばいいのに☺️。
色々な所の、様々な佃煮を試してみるのもありかもしれませんね。
お茶漬けにもいいですよね。
ただ、塩分過多にならないようにご注意下さい?。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。
時々、少しだけ買って楽しむっていうのが、いいと思いません?