家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
この前新聞に、農業をやりながらモデルをやっている人の話が出ていました。
農業とモデル!!??
最近は副業を奨励する会社が増えたり
全く違う職業を器用に両立させるハイブリットな人が増えてきているようですね。
以前にも書いたことがあるのですが
父親が昔から「専門バカになるな」ということを常々言っていて
要は、一つのことを突き詰めて深めていくことはいいことだけれど
その分野のことしか知らないと
やがては行き詰ってしまうということを言いたかったんだと思います。
視野を広く持って、
一見全く関係ないようなことをいろいろ知っている方が
自分の得意とする分野のことも、違う角度から見ることができると。
ちょうど震災の頃を境に
池上先生も、文系とか理系とかという垣根を取り除くべきだということをおっしゃっていて
つまり、理系の人も、物事を伝える言葉を持つべきだし
文系の人も、理論的に物事を考える思考回路を持つべきだというようなことも書いておられました。
それを読んだ時は、父が言っていたことが、本当に必要になる時代が来るなあと思ったものでした。
そんなわけで、なるべく料理以外のことにも興味を持つようにはしてきたのですが
最近は特に時代がそういう流れになってきたような気がして
料理以外のことに視野を広げ、世界を広げたい気持ちが強くなっています。
もちろん、料理という軸足は、揺らぐことはありませんが
ここを軸足にして、2足でも3足でもわらじをはきたいという気持ちが強くなってきているのです。
興味のあることがたくさんあると
一日24時間では全く足りなくて
朝起きた瞬間から、あれをしたい、これもしたいということでいっぱいです。
そうなると、とにかく健康でいることが何より大事になってきて
食べることが、すべての基本になってくるので
結局、まわりまわって、やっぱり料理に戻ってくる。
料理だけを一生懸命考えている時よりも
もっともっと料理への思いは深くなってくるのです。
虎之助も、一応、チワワとミニチュワダックスフントのハイブリットです。
コメント
先生、おはようございます。
視野を広げると、“いざ”というときに、あたふたしない強さが備わりそうですね。
虎之助くんもハイブリッドなんですね?。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。