でいりいおくじょのBLOG

2018.10.07

近江八幡講演会

講演会のために

昨日から近江八幡のホテルに宿泊しています。

 

ホテルの朝食バイキングって

さりげなく、その土地の名物とか特産品をちょこっと味わえたりするので

そういうのも楽しみです。

 

まずは洋食の方もから、ザーッとお料理をチェック。

卵料理は、和食の方の卵焼きを食べたいので

洋食のほうで、えらぶのは生野菜のサラダとフルーツですね。

これは結構たっぷりとお皿に取ります。

 

パンケーキとか、フレンチトーストとか

おいしそうなクロワッサンとかデニッシュとかは、ちょっと心が動くけれど

ぐっと我慢して和食コーナーへ。

 

近江八幡と言えば、なんといっても近江米がおいしいので

まずは白ごはんとみそ汁!

・・・・ふと横を見ると、焼きおにぎりのだし茶漬け

ああ~っ、どうしよう~…

・・・・ここはあえての焼きおにぎりのだし茶漬けに。

 

それから、お浸しとか、出来立て豆腐とか、納豆とか

定番のものも、捨てがたいところ

でもここはやっぱり、琵琶湖で撮れる小魚を使った料理を食べなきゃ

小さなエビと大豆を煮たのとか、ちりめん山椒みたいに小魚を山椒と一緒に煮たの

をチョイス。

 

そうしてふとその横を見ると

丁子麩の辛し和え!!

 

そうそう、近江八幡と言えば、丁子麩です!!!!!

 

その昔、豊臣秀次が、丸い麩を四角にすることで、持ち運び易いではないかということで

丸いお麩を四角くしたんです、

世にも珍しい四角いお麩。

 

さっと煮ると、びっくりするくらい柔らかくなって

その独特の食感もおいしい。

この辛子酢味噌和えというのは、私は初めてなんですけど

丁子麩と言えば、辛子酢味噌和えというくらいこの辺ではおなじみみたい。

 

頂いてみると、やわらかい食感が懐かしく(昔はお取り寄せして食べていました)

辛子酢味噌和えもいいですね~。

 

今日の朝食はこんな感じ

IMG_9203

(近江八幡の街並みを見渡しながらの朝ごはん、最高!!)

 

 

さてさて、おいしく朝ごはんを頂いて

いざ、講演会へ。

 

今回は学校での講演ということで

子育て中のお母さんたちに向けて

家庭料理にとって大切なことと、毎日の料理を楽しくおいしく作るためのコツ

をお話しさせていただきました。

 

私自身、子育て中は、ただただいそがしくて

仕事と家事と母親業とのバランスをどんなふうに取ったらいいのか

ずいぶん迷ってきた毎日でした。

 

でも今思い返せば、あの時、悩んだり、迷ったりしながら

一生懸命頑張った経験があったからこそ

お伝えできることがあると思うと、なんだかすごーく感慨深いものがありました。

 

今日もまた、本当にいい出会いがありました。

呼んで頂けたことに、本当に感謝です。

 

コメント

  1. 武藤百合 より:

    奥薗壽子先生

    昨日は本当にヴォーリズ学園にお越しくださり、本当にありがとうございました。講演後に挨拶させていただいた、長年先生の大ファンであるヴォーリズ学園カウンセラー(臨床心理士、臨床発達心理士、人間-環境学博士)の武藤と申します。

    ワクワク、楽しくご飯作りを..,,本当に素晴らしい講演会でした。美味しいものを、楽しく、手早く…の知恵に満ち溢れていて、ご飯作りをする元気をいただけました(ニラ餃子、私もヒダは一つで1分間包みに挑戦します!)。長年心理士として働く中で、虐待された子どもたちや不登校の子どもたち、心の病に苦しむ大人たちをケアするためには自分自身に食事からいただくパワーが必要と、奥薗先生のレシピを活用させていただいておりました。その奥薗先生のお話を直に伺うことができ、本当に嬉しく、ためになりました。
    ご挨拶の時も述べさせていただきましたが、私が心理士として誰かのお役に立ててきたとすれば、先生のお料理(勿論ズボラ流の考え方も含めて!)のおかげです。ヴォーリズ学園の沢山の子どもたちが、間接的に先生に助けられてきたのです!そのヴォーリズ学園にいらしてくださるなんて、本当に涙が出るほど嬉しかったです。
    また、食事を大切にされるご家庭は、子どもさんの心の病の回復も本当に早いです。本当に、美味しい食事は身体だけでなく、こころの元気の源であると、長年の心理士経験から実感しております。

    奥薗先生、本当にありがとうございました。お話が素晴らしかっただけでなく、料理本のお写真通りとてもチャーミングでお美しくて、驚きました。これからも(できましたら睡眠は3 時間以上で…)ご活躍を心から祈念しております。

    1. 奥薗壽子 より:

      コメントありがとうございます。
      講演会では、私もとってもいい時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。

      食べるということ、料理をするという事は人と人をつなげてくれ
      そのつながりによって、子供も、大人も、本当に生きる力をもらっていると思っています。
      私の思いをこんな風に受け取ってくださっていることが、本当にうれしく、心から感謝いたします。本当にありがとうございます。
      出会えたことにも、本当に本当に感謝です。
      これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  2. Yuri Muto より:

    奥薗先生

    とてもお忙しい中、リコメント感謝です。本当に、お料理は人と人とのつながりと、生きる力を与えてくれる源泉ですね。

    講演会で先生がたびたびおっしゃった、ワクワク….という言葉、ステキだな、と思いました。そう、料理はワクワク作っていいものなのですよね。ブスブスした気分で「あーめんどくさい…」と作るより、作り手がワクワク楽しんで作ったお料理の方が、きっと食べる人も作り手もウキウキするお料理ができあがるに違いない。たとえ少々失敗したとしても…そんな気がします。
    これからも、たくさんの奥薗先生流ワクワクお料理の方法を、学ばせていただきたいです。

    講演会から丁度一週間経ちましたが、先生の言葉がずーっと心に残り、思い返しています。ありがとうございました。

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