家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は親子料理教室です。
実は、私以前自宅で子供料理教室をやっていたことがあり
子供の料理を教えるのは大好きなので
今日の料理教室はとっても楽しみにしていたのです。
そもそも、子供が好きというのもあるのだけれど
子供たちって、面白いことには目を輝かせて
やりたいやりたいって好奇心をむき出しにして
まじめに一生懸命取り組むんですよね。
そういう姿に、心打たれるというか
忘れていたようなわくわく感を思い出せたり
新しい発見があったりするのも楽しいんです。
さて、今日の料理教室ですが
こういうのに参加してくださる親子は
皆さん食べる事にも、料理にも興味があるから
とにかく、楽しい時間でした。
うちの子供たちが小さい頃
丁度テレビの番組で、子供が一人で料理する番組が流行ったんです。
で、その番組の影響で
2歳くらいから子供に包丁を持たすのがブームになっていきました。
もちろん、私も駆け出しの料理研究家だったので
後れを取ってはいけないと、子供に包丁を持たせ
料理をやらせました。
でも、次第に、ものすごい違和感を感じるようになって
子供に料理を教えれるって、こういう事じゃないっていう思いがすごく強くなりました
というのも、包丁の持ち方、切り方、料理の手順を教えて
その通りにできたら丸を付けるっていうのでは
まるでお勉強みたい。
料理というのは、もっと自由で、もっと楽しくて
もっと創造的で、もっとワクワクがなくちゃと思ったんです。
料理は、食べ物と仲良くなる手段であり
それは、自分以外の人のことを思いやる手段でもある。
そういう思いが料理の根底にあれば
料理は確実に楽しくなり、幸せな気持ちなるに違いなと思っています。
今日の料理教室で
そのことを理解してくださったのでは、と自分では思っています。
本当に楽しく、良い時間でした。
本当に、本当にありがとう。
今日参加してくれた子供たちが、大人になっていくとき
今日のことを、少しでも覚えてくれていたらうれしいな。
帰りによった近江町市場。
相変わらず、すごい活気です。
市場はいいですねえ。
コメント
奥薗先生
確かに、子どもたちに料理を手伝ってもらうと、生き生きと集中して一所懸命やりますし、大人にしたら当たり前のことにいちいち反応したり感動したりして(あっ、お野菜の色変わった!!!)(ワー、お肉がコンガリ焼けてきた!!!)楽しいなあ….とシミジミ思うことがあります。あと、途中からこっちの指示そっちのけで創作料理(?)作り出したり。これが案外美味しい時があったりして、子どものクリエイティビティに感動することがあります。
お料理のワクワク感を子どもから教わるというか….
奥薗先生の子ども料理教室、本当に楽しそうです!
子供料理教室はホント―に楽しいです!!!
料理教室そのものは、大人の料理教室でも楽しいのですが
子供の場合、一つ一つはとっても真剣な遊びで、先入観や固定概念がないところが、ものすごーく面白いんです。
それにね、料理というのは学校のお勉強のように正解も間違いもないので、ただもう、好奇心や探求心をむき出しでやれるところが、良いと思うんですよ。そういう意味では、子供たちを通して、私が教えてもらったり、楽しませてもらったりしているんですね。
私は72歳の老女です。10年程前までは家族がおりましたので料理をしていました。現在は自分一人のために料理する意欲がなくなりました。奥園さんのお料理を見ているとあれなら出来るなと思います。ちょっと面白いし手抜きで楽です。しかし作ってみようかな、には繋がりません。先生の料理教室があれば週一回でも気分が盛り上がり、その日だけでも意欲的になりそうです。男性のための料理教室はよく見かけます。料理を作り続けてうんざりのおばあちゃんの為の料理教室ありません。おばあちゃんは作れるけど作る意欲がなくなりました。おばあちゃんのための料理教室を開設して頂きたいです。
こんにちわ。コメントありがとうございます。
そういう料理教室、できればいいですね。
ご提案、ありがとうございました。