家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
はっと気が付くと、11月も半ば
来年の手帳を買う時期です。
もう何年も、同じ手帳を買っているので
どれにしようかと悩むことはないのだけれど
この時期になると、買わなきゃというだけで、ちょっと気ぜわしくなる。
私は一年に一冊しか手帳は持たない主義で
仕事用とか、普段持ち歩きようとか
ちょっとしたメモ帳みたいなのも、一切持ちません。
とにかく、ありとあらゆるメモを、この一冊に書くと決めているのです。
だから、何かしらメモしたことは
手帳のどこかを探せば、どこかに必ず書き込まれているので
どこにメモしたんだっけ?
ということはありません。
最近は、シールやらペンやら、ハンコやら、マスキングテープやらを駆使して
まるで、一つの作品みたいに手帳をかわいく仕上げる人も増えているそうで
そういうのを見ると、すごいなあって思います。
私はというと、もうあっさりしたもので
ひたすら、日々の記録だけ。
私は基本、記録魔なので
割と几帳面に、いろんなことを記録に残すタイプなんですが
今年は、書けずに抜けている部分が目立っています。
今年は、ほかにやることが多くて
手帳に書き込む時間とか、手帳に記録を残すことよりも
優先したいことがたくさんあったってことなんだと思います。
でも、何も書いていないページも、一生懸命生きていたことは事実で
何も書いていないページも、大切な記録です。
何年かたって、この手帳を見たら
この、何にも書いていないページにこそ、想像力が膨らむのかもしれません。
眠いんです‥。
コメント
奥薗先生
たった今家族と、本日の日めくりレシピ「塩肉じゃが」作って食べ終えたところです。「お肉はトロトロ、じゃがいもがホクホクや!」と、夫と子どもたちから絶賛されました。
私もホッペが落ちそうな程美味しく、今まで「最高の肉じゃがは、地元滋賀の近江牛を使った肉じゃがだ!」と思い込んでいた自分を恥じました。近江牛はまあ、ムチャ高いですから、もう肉じゃがに入れると女王降臨みたいなもんなんですね。玉ねぎもじゃがいもも、近江牛効果で否が応でも美味しくなるのです。しかし、今日の庶民派(→すみません、豚肉は500グラム680円の国産使いました)豚じゃがは、もっと謙虚にじゃがいもや玉ねぎ、トマトと良いハーモニーを奏でていました。ホンマに美味しく、私の脳内肉じゃがランキング(?)では近江牛肉じゃがを押さえ、先生の「塩肉じゃが」が一躍トップに躍り出ました。いつもいつも、本当に感謝です。
「何も書いてないページも、一生懸命生きていたことは事実」….本当に、素敵なお言葉ですね。記録を残した日も、残さなかった日も、かけがえのない人生の一ページです。
手帳の余白を楽しむ….その姿勢もまた、自分を大切にするあり方の一つであると感じました。
塩肉じゃが、作ってくださって、ありがとう!! & 美味しくできて良かったです~。
定番料理も、ちょっと変化をさせてみると、また新たなおいしさになりますね~。