家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
家庭料理研究家が
なんで料理以外のことに一生懸命になるのか
と思われるかもしれないので
少し説明をさせてください。
人生100年と考えて(ざっくりね)
50歳で折り返し地点を迎えた頃から
後半戦をどう生きるかが人生のテーマになりました。
私の望みとしては
一生家庭料理研究家として、家庭料理に携わっていきたいという気持ちはありますが
体力や気力が少しずつ衰えていくことを思えば
若い時と同じやり方ではやっていくことは不可能です。
ならば、どういうやり方ができるのか。
何を手放し、何を大事にするべきなのか
そういうことを真剣に考えました。
その結果、たどりついた結論がありました。
私の考える家庭料理には2つの側面があって
一つは、
ほんの少しのやる気さえあれば、だれにでも作れるものであること
特別な調理器具や特別な調味料がなくても。
時間がなくても、お金がなくても、不器用でも、誰でも。
もう一つは
それを食べる事で、前向きに楽しい気持ちになり
健康で幸せに暮らせること。
その2つを伝えていくことが、私の考える家庭料理研究家の仕事だと思っています。
そして今後、この2つの側面を備える家庭料理を生涯かけて伝えていくことが、
家庭用理研究家としての私の集大成になると思うようになりました。
そこで一つ目の方を達成するために、日めくりレシピを始めたわけです。
これなら、HPにアクセスさえしてもらえれば、
誰でも、いつでも、どこからでもレシピを知ることができます。
有料サービスではなく
知りたいと思ってさえもらえたら、見ていただけるというところが
私の大事にしたところです。
レシピを見て、ちょっとやってみようと思ってもらえたらうれしいなと思いながら
日々発信しています。
2つ目は
いくら言葉で家庭料理で健康になりますとか
食べ物の力は、生きる力です
というようなことを言っても、それはやっぱり机上の空論でしかないような気がしていて
私自身が、自分の生き方を通してしか、家庭料理の意味のようなものは伝えられないんじゃないか
私自身が生き生きと前向きに生きていることで
家庭料理の力を証明できるのではないかと思うようになりました。
日々いろんなことに興味を持ち
些細なことを面白がったり
小さなことから興味を広げて行ったり
何かにチャレンジしたり
そのエネルギーの根底にあるのが料理だということを
私自身が証明できればと思っています。
そのためのチャレンジとして、京都検定を選びました。
それは、私がものすごく興味を持って、楽しみながらやれるテーマだったのです。
京都検定への挑戦は、まだまだ続きます。
そうして、私自身がいい年の重ね方ができたなら
その時こそ、家庭料理の真価を伝えることができたということだと思っています。
ほんの少しのやる気があれば
食べる事も、生きることも、何倍も楽しく幸せになる
そのことを、私自身の生き方で証明できればと思っています。
京都検定合格(仮)の前祝に
娘がケーキを買ってきてくれました。
栗好きの私のために
栗のロールケーキと、栗のサバラン!!
どっちもおいしかった~。
コメント
初めまして。つい最近このHPを知りました。毎日、レシピあげるだけでもすごいのに、ブログも毎日ってすごくて、毎日色々気づきがないとできないことで、毎日とっても面白くて、楽しみに拝見しています。
その理由が今回の記事で納得!で、思わずコメントさせていただきました。
レシピの改善も、感性ではなく理詰めなのもすごいです。これからも楽しみにしています。
はじめまして。コメントありがとうございます。このHPを楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
コメントいただけることが、とてもうれしく、元気を頂きました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
奥薗先生
以前読んだ医師が書いたダイエット本の中に、自分自身肥満と糖尿病に悩みながら、糖尿病専門医として患者に健康指導していて、患者に痩せるように指示する度に罪悪感を感じていた話があったことを思い出しました。
やはり、机上の空論では説得力が….どうしても欠けてしまいますね。
心理職も同じで、心の健康を目指して人様のサポートをさせていただいているのに、自分がウツになってしまうと元も子もない。これからも先生のレシピを活用させていただきながら、美味しいものを食べて、日々楽しく生き生きと過ごしたいです。
そして、チャレンジ!いいですよね。
整理収納アドバイザー、お掃除スペシャリスト講座、興味持っていただいてビックリしましたが、すごく楽しいです。知らなかったことを知るのは、本当にワクワクしますね。
ダイエットというと、私以前ダイエットの本を書いたことがあり、その時、やっぱり自分でやってみたいなとわからないことがあると思って半年間ダイエットしてみたんです。やってみると、それまでわからなかったダイエットのつらさや、こういうところで挫折するのかとか、こういうことをやれば、もう少し頑張ろうと思えるようなるなあとか、わかったことがたくさんありました。
なんでも、外から見ているだけではわからないことがたくさんありますね。