家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
以前、でいりいおくじょのでミカンの話を書いて以来
結構みかんを買って食べているのですが
今年のミカンはやっぱりおいしい気がしています。
いろんな産地のを楽しみながら食べ比べているのですが
どこのみかんを食べても、全然はずれがない。
って言うか、今年のミカンはとにかく甘い。
逆に、品種改良なのか、何なのかわからないのですが
酸味が少なくなっていて
たぶんそのせいで、すごく甘いんだけれど、きゅっとシャープな甘さではなく
ふんわりと優しい味わいの甘さです。
先日、「美と若さの新常識」というテレビを見ていたら、テーマが果物。
それによると、ここ40年くらいの間に
日本人は果物を食べなくなってしまっているようですね。
数字で見ると果物の消費量は約1/2くらいまで減ってしまっているそうな。
その番組を見ると
果物には、ビタミンやミネラルに加え、食物繊維もたっぷりだし
甘いお菓子を食べるよりは、はるかにヘルシーなので
もっとと食べなくちゃと思いました。
で、その番組に
果物しか口にせず9年間暮らしている果物研究家の方が出演されていて
(9年間はすごい!!)
その方が、おいしいみかんの見分け方を紹介されていたんです。
その方は、果物以外、普通の水も口にされないそうで
この時期はみかんが水分代わりなのだそう。
そんなわけで、毎日大量のみかんを食べておられることもあって
美味しいみかんの見分け方は、かなり信用できます。
それによると、ミカンは小ぶりのものの方がおいしく
おしりのところ(ヘタの反対側)が、ごつごつと盛り上がった感じのがいいんですって。
それで、今日スーパーで、そういうみかんを探して買ってみたら
ひええ~~~と叫びたくなるくらい、全然違う、めちゃめちゃ甘い!!!
あのね、お尻のところがへっ込んでるんじゃなくて
ごつごつとしていているやつね。
これを知っていると
みかんを買う時、ちょっと楽しくなり、
食べる時に、ちょっとスリルがあり
実際甘かったら、めちゃめちゃ自己満足。
みかんにこんな楽しみ方があるなんて。
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頂き物の紅マドンナ。
これは、中の袋が柔らかくて、果汁たっぷりで
香りよくて甘くて。
これは、いつも食べているミカンとは違うぜいたく品。
果物って、奥が深いなあ、
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