家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
京都の冬に食べたいものをもう一つ
蒸しずし!!
温かいお寿司というと
ええーっ???
って言われることがあるんですけれど
実際食べてみると、本当においしいんです。
蒸し寿司で有名なお店もありますが
うちでは、昔から家でも作っていました。
っていうか、
食べ残したお寿司を、普通にレンジで温め直すだけなんですけどね。
もちろん、握り寿司じゃなくてバラ寿司
私は、巻き寿司なんかもチンしちゃいます。
お酢の酸味がマイルドになり
ご飯もふっくら柔らかくなっておいしいですよ。
我が家の定番レシピで
土鍋でご飯を炊いて、その中にすし酢を混ぜ
土鍋の中でおすしを作ってしまう土鍋寿司っていうのがあるのですが
(また今度、日めくりレシピでも紹介しますね)
それを始めて、雑誌とかテレビとかで紹介したときは
酢飯は、冷まさなくてもいいんですか
熱々のおすし?
っていうようなリアクションや質問がたくさんされました
私としては、蒸し寿司があるくらいだから
温かいお寿司って、当たり前だと思っていたのですが
蒸し寿司を食べたことのない人は
(多分、日本の中では大部分)
不思議な食べ物に見えたんでしょうねえ。
この前久しぶりに、京都の末廣で
久しぶりに、お店の蒸し寿司を食べましたが
お店の蒸し寿司は、さすがによくできていました。
寿司酢の酢の感じとか、甘さとか
すごくパランスがよくて、本当においしかったです。
すし飯の中に焼きアナゴの刻んだのが、たっぷり混ぜてあって
その穴子も、蒸されたことでとってもふっくら柔らか。
更に、上に錦糸卵がも、蒸されたことでふっわふわなんです。
家で作る時も
錦糸卵をこれくらいたっぷりのっているのも美味しいなあ。
お店で食べるのは、お店の美味しさがあるけれど
ほんとに、お寿司をチンして温めて食べるだけでも
寒い時には、本当にいいものです。
ああ、また蒸しすしが食べたくなってきました。
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