家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
京都の桜の話です。
今回の京都は、本当に桜の見ごろで
本当にラッキーでした。
せっかくなので、これまで行ったことがないところに言ってみようと思い
毘沙門堂の桜を見に行ってきました。
毘沙門堂は山科というところにあり
京都からちょっと滋賀寄りの場所にあり
市内の中心からはちょっと離れているし
更に、山科駅からも2キロ近く離れているので
行きにくいということもあり(バスなどが通っていないので歩くしかない)
今まで、いちどもいったことがなかったんです。
ついつい、行きやすいとか、ついでに別のところを見れるとか
そういうところに行きがちですが
毘沙門堂は、ふるくからの桜の名所で
樹齢150年という見事なしだれ桜でも有名です。
今回は、是非見たかったのでした。
駅からはちょっと距離がありましたが
いざ行ってみると
天台宗五ケ所門跡の一つだけあって
流石に品格があり、その雰囲気に、まずうっとり。
何が素晴らしいといって
まず、自然の中にひっそりとある、そのたたずまいです
人工的に作られた庭とは違う
自然のままの景色。
この山の中にある桜の、なんと美しいこと。
もちろん樹齢150年のしだれ桜も素晴らしい。
はしゃぎすぎず、静かにそこで花をつけているという感じ
ちなみに、こちらのご本尊は
かの最澄が自ら彫った毘沙門天が祭ってあるそうで(秘仏)
それだけでも、ありがたい感じがします。
ここの地域の人が、大事に守っておられるのだなあという感じがひしひしと伝わります。
ここの毘沙門天からちょっと歩いたところに
琵琶湖疎水が流れていて
そこの遊歩道もまた、とても美しい。
こういうところをゆっくりお散歩するのも
とてもいい時間でした。
コメント
毘沙門堂のしだれ桜、山の桜、遊歩道の桜と菜の花がとってもステキです
写真ありがとうございます
しあわせ偽文書です
観光名所になっている桜もいいですが、自然のままの美しさってありますね。もちろん、全く自然のままではなくて、きちんと手入れをされているのだとは思いますが
毘沙門堂は、私の中では、かなりお気に入りになりました。