家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は石清水八幡宮で灯燎華があるので行ってきました。
灯燎華というのは、ロウソクに献灯して、お願い事をするイベントのようです。
因みに、石清水八幡宮というと日本三大八幡宮の一つで
その始まりは、平安時代初期に宇佐八幡のご神託を受けて清和天皇が建立したそうなので
京都の中でも特に歴史のあるところ。
歴史はあるのですが、石清水八幡宮のある八幡市って、京都の西南の端で
ほぼ大阪と京都の境目の辺なので
なかなかいかないんですよね~、ちょっと遠い・・・。
(だから、今回はとてもいい機会でした)
しかも、京阪の八幡駅というところについてから、さらにケーブルカーで男山の上まで登るの。
男山の上に本殿があるんです。
徒然草の中に、有名な石清水八幡宮の話があって
石清水八幡宮にお参りに行って、
最初の鳥居のところでお参りして、帰ろうとすると、
みんな山を登っていくのに気づくの
でも自分はお参りが目的で、山頂の景色を見るのは興味がないといって行かずに帰ったという男の話
山の下に、一の鳥居というのがあるんです
でも、そこは本殿じゃないんですよね~…誰か教えてあげて欲しかったわ。
今はケーブルカーがあるので、楽ちんに登れます、よかった~。
明るいうちに行ったので、あちこち散策もして、
展望台に上って、休憩。
景色を見ながら、ふもとで買ってきた走井餅、いただきました!!
石清水八幡宮といえば、走井餅(はしりいもち)!!
実は走井餅、大好きなんです。
さてさて、あたりが暗くなってきたら、いよいよ、始まりです。
せっかくなので献灯して、お願い事をしました。
本殿では、笛や尺八の演奏などが行われて
荘厳な雰囲気です。
更に、今日は本殿の中にも入れたんです。
左甚五郎作の目抜きの猿の欄間とか
織田信長が奉納した黄金の雨樋など
拝見しましたよ。
こういうのも、なかなか拝見できないのでよかったです。
なんだか普段、せかせか生きているなあって、しみじみ思いました。
こういう非日常の空間に身を置いて
いつもと違う時間の流れを感じる。
そういうの、大切ですね。
本当にいい時間でした。
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