家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今年は、年末から新年にかけて温かかったせいか
うちの近所のスーパーでは
野菜がお正月明けとは思えない安さです。
毎年、お正月明けは、ことごとく野菜の値段が高騰して
それが一か月くらいはずーっと続いて
毎年1月のこの時期は、
もやしとか、キノコとかのお世話になることが多かったんですけど
今年は、年明け早々、クリスマス前の値段に戻って、ちょっと拍子抜け。
もちろんうれしいんですけどね。
さらに、社会人になった娘が
正月休みもなく仕事に行っているので
我が家は、あっという間に正月気分が抜けてしまったって感じです。
さてさて、
そんなわけで、今日もせっせとお弁当づくり
今日のお弁当は
刻みいなり寿司
豚肉とかぶのごま汁
刻みいなり寿司は
ちりめんじゃことニンジンをきんぴら風に炒めたところにご飯を混ぜ
合わせ酢を回しいれて、すし飯にしてお弁当箱につめ
短冊に切った油揚げを、砂糖としょうゆでさっと煮たものを上に乗せただけ
油揚げは、短冊に切って、さっと煮ると
袋状にして甘辛味に煮るよりうんと簡単で速いです。
ちなみに合わせ酢の分量は
米1カップ分のご飯に対して(だいたい茶碗2杯分くらい)
塩 小1/2
砂糖 大1
酢 大2
この割合をベースに、酸っぱさや甘さを加減してみてくださいね。
塩もみしたキュウリにとろろ昆布をまぶしたものを漬物代わり
一方、スープジャーのほうは
昆布と水をなべに入れて火にかけ
沸騰したら豚肉とかぶを入れて煮て
味噌と練りごまを混ぜたものを溶き入れて、仕上げにすりごまをたっぷり入れれば出来上がり。
ほんの少しごま油を垂らすのも、さらにゴマの風味がアップするのでお勧めです。
私は大量に作って、朝ごはんにも食べて、お弁当にも入れているので
かぶが軟らかくなるまで煮てから味をつけていますが
お弁当のためだけに作るのなら
かぶが軟らかくなるまで煮なくても
アツアツをスープジャーに入れてすぐに蓋をしてしまえば
余熱でかぶが軟らかくなり
おひるごはんのころには、とろりとおいしくなっているはずです。
スープジャーの保温力を利用して、スープを作る方法をマスターすれば
朝のほんの5分ほどの時間でスープを仕込めるようになりますよ。
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