家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
八百屋さんに行ったら
万願寺唐辛子が売っていたので
ゲットしました。
万願寺唐辛子というのは、
京都府舞鶴市が発祥の、肉厚で、ジューシーな唐辛子。
全然辛くなくて、むしろ甘さと風味が抜群においしいの。
もちろん、全然辛くない。
これはもう、シンプルに焼いて食べるのが一番おいしい。
私はフライパン派です。
フライパンを熱く―したところに油を少し入れて
そこに万願寺をジュっと入れたら
後は、あまり触りすぎないようにして、ひたすらひたすら焼く。
ピーマンなんかは、さっと炒めたら、さっと焼く位で美味しいんだけれど
万願寺は、ちょっとくたっとなるくらいまでしっかり焼く方がおいしいと私は思う。
焼き上がりの目安は
全体においしそうな焼き色がついて
形がちょっとくたっとなるくらい柔らかくなって
色も、鮮やかな緑色が、ちょっとくすんだ緑色になったくらいがちょうどいい。
最後に醤油をジュっと回しかけてかつお節をかける。
そうして、焼き上がった熱々のにかぶりつくと
中からじゅわっと万願寺のジュースがあふれ出し
それはそれは美味でございます。
肉厚の実が、とろりと軟らかく、ピーマンともしし唐とも違うおいしさです。
万願寺。
やっぱ、唐辛子の王様やねえ。
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