家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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もみじの名所は、青もみじも見事である
ということで
もみじの名所、光悦寺も今行くのが狙い目です。
もみじの季節は、間違いなくきれいですが人も多く
また、この鷹峯に行く道がめちゃめちゃ混むので（道が狭い）
この時期だと、割とすいすいバスも動きます。
光悦寺は、その名の通り、
ここは本阿弥光悦が徳川家康にもらった土地に
芸術家たちを集めて光悦村というのを作ったところ。
吉川英治の「宮本武蔵」が大好きなのですが
その中に描かれている本阿弥光悦がすごく素敵で
私、実はひそかに本阿弥光悦ファンです。
光悦寺は、その本阿弥光悦のおおらかな美意識が感じられて
大好きなところです。
自然の植物が、自然のままに美しく
鷹峯と鷲ヶ峰など、鷹峯三山を見わたる景観もすごくきれいです。
ここが光悦寺の入り口
たくさんの緑の中に、たくさんの茶室が点在していて
そこを眺めながらのんびり歩き
時々座って、山を眺め
そんなゆったり時間が楽しめて、心が喜ぶ感じ。
手をかけすぎず、あるがままの美しさ
ついつい、やりすぎてしまう自分自身に反省。
このついついって、私が私がっていう自己顕示欲のようなものだとはわかっているのですが
肩の力を抜いて、あるがままに受け入れる
というのは、なかなか難しい。
ここに来ると、ちょっとだけ、力が抜ける感じがして
心のとげとげが、少しまあるくなる感じがします。
（鷹峯三山のうちの、鷹峯と鷲ヶ峰が切れに見えます）
さて、光悦寺を出たら
少し西に向かって歩いていくと
古道の長坂道があります。
舗装された急こう配の道のわきに
古道・長坂道という目印があり
そこを下っていくと
舗装されていない、急こう配の遊歩道があって
最初は、一人で歩くのはちょっと怖い感じもするのだけれど
なかなか雰囲気のある道です。
この時期はまだちょっと暑いですが
もう少し涼しくなれば、プラプラお散歩すると気持ちがいいです。
もう少し先に行くと、
桜で有名な原谷苑。
実はこの辺は秋も春も、いいところなのです。
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