2019.10.09

京都・キャピタル東洋亭

ここのところ、おいしいパン屋さんと

喫茶店のモーニングにはまっていたのですが

 

愛読している“月刊京都”という雑誌で

洋食屋さんの特集をしていて

それを見ていたら、めちゃめちゃ洋食が食べたくなってきて

最近は洋食屋さんにも、興味が向いていて

 

気になる洋食屋さんに、ちょこちょこ行っているのですが

行ってみてびっくりしたのが

思っていた以上に、京都の洋食が人気だという事

 

昔からあるお店が、本当に頑張っておられる。

 

それも、昔ながらの味が守られている感じで

なんか食べるとすごーく懐かしい気持ちになるんだけれど

（初めていくお店でもです）

ノスタルジーでおいしいような気がしているんじゃなくて

本当においしいんです。

 

例えば、キャピタル東洋亭。

 

地下鉄の北山駅のところにある正統派洋食屋さん

まだ地下鉄が北山まで通っていなかったころからあります。

 

昔（３０年位前）、近くに住んでいたことがあり

あのころから、知っていました。

 

あの頃は、お金がなくて

そんな気楽に食べに行けなかったのが、なんか懐かしいです。

 

久しぶりに行ってみると、すごい人気で

待っている人も多く、びっくりしました。

いやあ、ちゃんとしたお店だけれど、こんな人が並ぶほどとは思わなかった。

 

本当に久しぶりに行ったので

メニューを見たら、色々食べたいものがあって迷ったのですが

（洋食屋さんって迷いますよね）

やっぱりここは、お店の定番の百年ハンバーグにしました。

 

そして、定番のトマトサラダ

（ランチには必ずついてくる）

 

 

 

 

 

このトマトサラダは、さすがに毎日産地を変え、厳選されたトマトを使っているというだけあって

酸味と、香りと、甘みのバランスが絶妙でした。

とっても美味しい。

 

しかも、皮が向いてあるところが、仕事の丁寧さを物語っている。

いやこれね、１つ２つならいざ知らず、これすごい量のトマトを

こうやって準備されているわけなので

これだけでも気が遠くなる作業です。

 

つるんと皮が湯むきしてあるトマトって

なんか、それだけで、丁寧な仕事ぶりがうかがえる。

 

ハンバーグは、アルミホイルに包んで出てくるので

食べるときに上をナイフで切って広げるの

 

 

 

 

蒸し焼きにになるので

ふっくらやわらかで、アツアツです。

 

ソースがまたおいしくて

玉ねぎやら、肉の破片やら、キノコやら、インゲンやらが混ざっていて

これはたぶん、ビーフシチューをソースにしているものと思われる。

正当な深い味わいなんだけれど。

全然しつこくなくて、あっさりしているのに、物足りなくない。

 

添えれらているのは大きなジャガイモ。

これも、毎日、きちんと産地の説明をしてくださる。

 

丸ごとオーブンでじっくり焼いた感じ

もっちり、しっとり柔らかです。

 

結構おなかは膨れていたんだけれど

ここまでくれば、やっぱデザートも食べたくなって

ショートケーキか、チョコレートケーキか、ミルクレープ（これは結構人気）か

迷って迷って、結局、昔からあるプリンに。

 

その名も百年プリン。

 

 

 

しっかり固めのプリンです。

私は、今風のトロトロ柔らかいのより

しっかり固めのほうが好きなので、フフッ、私の好みです。

 

しっかり固めなんだけれど、

口に入れた後、ねっとりと濃厚なのは

生クリームかな

そのねっとり感がリッチな気持ちにしてくれます。

 

はあ～、それにしても満腹満腹。

洋食は、どうしても食べすぎちゃいますねえ。

 

こんな風にして、洋食のはしごをしていたら

ちょっと前に京都に来たときには２キロ太り

今回も太っちゃうだろうなあ。

なーんて思いながら、

やっぱり、せっかくここへきて、おいしいものを食べずには帰れません。

また、さらに体が大きくなりそうで、怖いわあ。

 

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