家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
出張や旅行から家に帰ってきたら
まず最初にやるのは、洗濯機を回すこと
私が留守の間にたまった汚れ物や旅行に持って行ったもの
とりあえず、お茶を入れるとか、お土産物を開けるとか
そういう前に、汚れ物を洗濯機にほおり込んでスイッチを押す。
これは、現実の生活に戻る、一つの儀式って感じでしょうか。
「食べる私」という本の中で
伊藤比呂美さんがお社っていたことを思い出します。
自分の体には、3本五寸釘が入っている
3本の五寸釘は「朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん」
どこにいても、それが気になって、そそくさと帰ってこなければならず
それをなくさない限り、自由に離れない。
たしかに、自分の中にもあるなあ、その五寸釘。
私の場合
3本の五寸釘は「家族(犬)、洗濯、掃除」ですけど。
出張や旅行に行っている間は、しばし、その存在を忘れているのですが
帰りの新幹線の中では、もう頭の中は、その3本の五寸釘でいっぱい。
帰ったら、犬のハウスを掃除して、洗濯機を回して、汚れたままになっている食器を洗って
と、効率よく済ませるためのシュミレーションが始まるわけです。
3本の五寸釘。
これがなくなったら自由になるけど
これがあるからこそ、旅行中の時間が開放感で満ち溢れるのかな。
解放されたいという気持ちと
必要とされている間が華だわと思う気持ちと
とりあえず、やるべきことがあるということは、良しということにしておきましょう。
ただ、料理に関しては五寸釘って感覚がないんですよね。
むしろ出張や旅行中、作れないことが逆にストレスで
今回のように2日間料理しないと、何か作りたくて作りたくてうずうずしてきちゃう。
だから、出張や旅行から帰ってきた翌日は
不足していた野菜をたっぷり使った料理を、いそいそと作ることになります。
今日は、山盛りキャベツサラダ
大量のキャベツのせん切りに、味出しのためのちくわと鰹節を混ぜ
マヨネーズ、ウスターソース、酢、ごま油を適当に回しかけて和えるだけ。
最後に、ミネラル補給も兼ねてゴマをたっぷり
かき氷みたいに、たっぷり器に盛って
ひたすらモリモリ食べれば
なんか、家に帰ってきたなあって気分になってくるのです。
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さて、話は前後しますが、今日のお弁当。
出張から帰ってきた、翌朝のお弁当は
朝起きるのがつらいのと、冷蔵庫に食材があまり入っていないのとで
いつも悩みます。
今日は
ゴーヤとひき肉のカレー炒め
ジャーマンポテト
人参とコーンのサラダ
卵焼き、ミニトマト
冷蔵庫に残っていたゴーヤとひき肉を
カレー味ので炒めました
味付けは、ケチャップとウスターソースとカレー粉
ドライカレー風にごはんにのせて、のっけご飯弁当でもよかったなあ
人参とコーンは、さっとフライパンで炒めて塩コショウしてから取り出し
粗熱をとってマヨネーズとレモン汁、はちみつ少々で和えました
ジャーマンポテトは
ソーセージとチンしたジャガイモを炒めただけ
下にケチャップを入れています。
ご飯は、おかかしょうゆごはん
ちょっと寝坊したので、大慌てで作ったため
よく見ると、ちょっと雑ですが
まあ、無事、何とか完成してよかった、よかった。
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