家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
なべかまページを、近々リニューアルするのですが
今日は、その打ち合わせをしてきました。
私自身は、PCの基本的な使いこなしも危ういような感じなので
専門の方に全面お願いして、作っていただいているのです。
本当に信頼できる方々にお願いしているのですが
私のリクエストは、いろいろめんどくさいことが多く
(素人なので、どれほどめんどくさいかが具体的に理解できないのでつい・・)
予定より、遅れております。
HPのリニューアルは、今回で4回目。
リニューアルするたびに、
自分は、料理研究家として、どういう方向を目指したいと思っているのか
という問題と、真剣に向き合ってきました。
仕事のやり方って
やっぱり、少しずつ変わっていくし、
というか、少しずつ変えていかないといけないと思うんですね。
年齢とともに、できること、できないこと、やるべきこと、やらなくていいこと
そう言ったこと、一つ一つ確実に変化していきますから。
先日、「眩」という、葛飾北斎のことを書いた小説を読んだんですけど
北斎は、書いて書いて、ひたすら書きまくるわけですが
それは、決して、富とか名声とかそういうもののためではなく
絵の奥儀に到達したかったんだと思うんです。
私が目指しているのも、まさにそこで
北斎と、その娘お栄さんのような生き方は、まさに私の目標です。
そのためには、料理を発信できる場所
リアルな家庭料理というものを、伝え続けられる場所
こんかいのリニューアルは
HPをそういう場所にできればいいなあと思っています。
今しばらく、お待ちいただければ幸いです。
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さて、今日はお弁当がお休みだったので
今日の我が家の夕飯。
昨日冷蔵庫の掃除をして、中途半端な野菜をなんとかせねばということで
それらを全部刻んでカレーにしました。
カレーといっても、鶏と野菜のカレー煮のようなあっさりカレーです。
作り方は、まず、オリーブオイルで野菜を炒めて
(野菜は、株、玉ねぎ、にんじん、カボチャ、ナス、ズッキーニなどなど)
野菜の水分を飛ばし、うまみを引き出したら、
少量の水とトマトを入れ
最後に、鶏肉を入れて蒸し煮にします。
水を極力少なくして、野菜とトマトの水分だけで蒸し煮にし
カレー粉で仕上げました。
味は、塩としょうゆと、ケチャップ少々。
たっぷりの水分で煮込んで、市販のカレールーで仕上げるカレーもおいしいですが
こんな煮物のようなカレーだと、
ラタトイユみたいな感じで野菜が思いのほかたっぷり食べられるのです。
(それにしても、写真はちょっと大盛り過ぎですね。ぺろりと食べちゃいましたけど)
今回は、最後にドライパックのお豆も入れてみました。
なんだか、無性にひよこ豆が食べたくなったのです。
ちなみに、鶏肉を炒めずに加えるのはインドカレーのやり方で
以前、本格的なインドカレーを作らなければならない仕事があって
その時に、色々本で調べたり、あちこちのインド料理店に食べに行ったりして勉強したことがあって
その時、炒めずに食わるやり方を知ってやってみると
意外や意外、鶏肉がふっくら柔らかく仕上がり
しかも、あっさりしているのにこくがあり、おいしい!
なので、以来、チキンカレーの時はこのやり方です。
鶏もも肉は、皮を取って加えるのがインド流だそうです。
これもとっても理に適っていて、皮がないことで、いやな臭みも出ず
とってもあっさり仕上がるのです。
野菜たっぷりのヘルシーカレー
冷蔵庫のお掃除をしつつ、おなかのお掃除もできちゃいました。
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