家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
昨日に引き続き、ワインの話。
っていうか、
セブンイレブンのワインがおいしいってことを聞いたので
買いに行ったわけなんです。
そうしたら、今まさにボジョレーヌーボーの季節なんですね。
私これまで、自分の暮らしている世界とは別のところの話だと思っていたので
ほとんど気にしたこともなかったのですが
セブンイレブンに言ったら、フェアーをやっておるではないか。
しかもハーフサイズだと700円を切る値段。
ワイン初心者として
初ボジョレー、行ってやろうじゃないのって思ったのでした。
ところで、今日の夕飯は、肉だんごのトマト煮。
(日めくりレシピで紹介してるやつね)
トマト煮は色も赤いし、
こういう煮込み料理って、見るからに赤ワインに合いそうじゃない♪
まずはボジョレーを一口。
飲めない私が書くのもなんですが
赤ワイン特有のどしーんとした重さや渋みがなくて
フル―テイーな甘みと香りが広がり、軽めで飲みやすい。
さすがボジョレー、うんうん、いいぞいいぞ。
さっそくトマト煮と合わせてみる。
・・・・・・・・・・・・う~ん、残念…。
はっきり言って、合いません。
全然だめです、マリアージュ失敗。
私たち、なかったことにしましょ。
いや待って、私たち、まだやり直せるわ。
しかし、このままじゃあ、お互いにダメになる・・。
頭の中で、いろんな思いが行きかう中
確か、飲んでいるワインと同じワインを使った煮込み料理は
ワインとの相性が良いというのを聞いたことがあるなあ、ってことを思いだした。
それだ!!
トマト煮を鍋に戻し、ボジョレーをどぼどぼと注ぎ入れて、一煮立ち。
一口食べてみる。
おおおおおおおおおお~~~~~~~~~~~っ!!!!
劇的に変わるね~~~。
そうだ、ここにもう一手間、チーズだ!
ミルクのまろやかさ・・・、いいねえ。
けれど、まだこれで満足する下戸ではない。
冷蔵庫の奥に食べ残しのブルーチーズがあることを思い出したのです。
あれよあれ、
あれを入れよう。
ただし、ブルーチーズは、入れすぎると、全部がブルーチーズ臭くなり
しつこくなって逃げ場がなくなるから
ここはちょっと工夫が必要ね。
トマト煮を器に盛ってから、細かく砕いたブルーチーズを上からかける。
そうすると、小さくなったブルーチーズの塊が余熱の中で溶ける。
とろりとなったところをスプーンで・・・・・・・一すくい。
口の中に入った時に、
う~~ん、ワンポイントでブルーの塩味と香りがきくのであります。
出来上がった新トマト煮で、ボジョレー再開。
・・・・・ふふふふふふ
マリアージュ、大成功。
ああ~、いいねえ~。
ああ、もう私は昔の私ではないのよ。
トマトとブルーチーズで生まれ変わったトマト煮。
今日もおいしく、心地よく。
因みに、白ワインとなら、そのままのトマト煮とばっちりあいました。
(白も買ったんかい~)
*************************今日の酒量。
赤ワイン:ワイングラスに2センチほど。
白ワイン:ワイングラス 5ミリほど
コメント
こんにちは。
京都の漬物が好きで、水ナス、かぶらの千枚漬け、水菜、長~い人参いいもんたくさんありますね!
こちらは、でかい赤かぶ漬けを千枚漬けのように漬けたいのだけど、半分に切ってからスライサーでやったら量膨大になる。かんたん酢なんていい調味料もある。
自分が食べるおいしい漬物づくりをしています。
漬物は手作りするといいことがいっぱいありますね。
味を好みに作れるし、サラダ代わりにいっぱい食べられるし
何より、自分で作ったら楽しいですよね。
冬野菜は漬物に向くものがたくさんあるので、これから楽しみですね。