でいりいおくじょのBLOG

2016.06.12

スパゲテイーナポリタン

今日は、オーソドックスな低パンスパゲテイーが食べたくて
 

スパゲテイーナポリタンを作りました。

スパゲテイーって、家にあるものを入れて適当に作っても

それなりにおいしくできちゃうので

今日は何食べようか、と迷ったら、

とりあえず、適当にスパゲテイーを作る、みたいなことってあると思うんだけど
 

ナポリタンとなると

適当なようで、やっぱりちょっとこだわりがありませんか?
 

私も、一応いくつか、こだわり・・・・というべきものがありまして
 

まず、パスタは太めです。
 

今日はフェトチーネという、ちょっと平たい形の太麺を使い

それをちょっと軟らかめにゆでました。

ナポリタンの時は、アルデンテとか、そういうのは気にしないほうがおいしい気がします。
 

さらに言うなら、普通はソースができるタイミングと

パスタが茹で上がるタイミングを、ぴたっと合わせるんだけれど

ナポリタンに関しては、先にパスタをゆでて、ざるに上げておく感じです。

ちょっと麺が伸びて、もちっとしたほうが、

なんか昭和な感じがして、いいと思うのです。
 

合わせる具材は

ハムにするか、ソーセージにするか迷うところで

私だけだったら、あっさりとハムも好きなんだけど

息子が一緒だと、ソーセージやベーコンのような、ちょっとボリュームがあって脂のコクが入るほうが喜びます。
 

で、今日は、ベーコンとソーセージのダブル使いです。
 

フライパンに、ベーコンと玉ねぎを炒め

玉ねぎがしんなりしたら、ここにケチャップを入れて炒め水分を飛ばしながら炒めるんです。

ケチャップは麺を入れる前の具と一緒に炒め、水分を飛ばすとぐっとおいしくなります。
 

水分が飛んでねっとりしてきたところで

普通は、パスタのゆで汁とかを加えることもあるのですが

私は、トマトをおろし金ですりおろして入れちゃうんです。

そうすると、ケチャップの飛ばした水分が、フレッシュトマトの水分で元に戻り

いい感じの水分量になるというわけです。
 

あとは、ここに茹で上がったパスタを入れて、全体にからめお皿に盛ったら出来上がり。

ピーマンは、炒めずにパスタと一緒にゆでると、きれいなグリーンが保てます。
 

パスタをゆでるときにきちんと塩をきかせておくと

味付けはケチャップだけで決まりますが

もし、味が足りないときは、最後にしょうゆをほんの少し混ぜると

さらに昭和な感じの味になります。
 

本格的な、イタリアンなパスタもおいしいですが
 

まだ、本格的なイタリア料理が日本に入ってくる前

まだ、アルデンテとか、パスタなんて言葉を知らなかった時代のスパゲテイーもまた

ある一つの料理の完成形なんじゃないかと思いますねえ。
 

妙に懐かしく

でも、昭和を知らない若者たちが食べても、やっぱりおいしい。
 

古くて、新しくておいしい。
 

昭和のグルメって、なんかすごいな。
 
 

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