家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
数年前から、おせちに鴨ロース煮を作るようになったのには
わけがあります。
年末になると、鶏屋さんでいい鴨肉がたくさん売られるので
買いたくなっちゃうんです。
で、何年か前に買って作ってみたら
鴨ロース煮って、鶏のしょうゆにとは、全然違うおいしさがあるし
残った鴨肉と煮汁で鴨南蛮を作ってみたら
これがもう、おいしくておいしくて
これは、かも南蛮を食べるために鴨ロース煮を作ってもいいなって思ったわけです。
それなら、わざわざロースに煮なくても、
いきなり鴨南蛮を作ってもいいんじゃないって思うかもしれませんが
違うんだなあ~
鴨ロース煮を楽しんで
残った肉と煮汁をうまく使いまわしてもういいピン違うおいしさを作り出す
ってところに価値があるの。
一手間で二度おいしい
お得感満載
しかも、鴨ロース煮を作るときに
皮目をじっくりじっくり焼いて、香ばしさをアップさせるんだけれど
その時、ものすごくたくさんの脂が出るの
それを取っておいて
お蕎麦のだしに加えると
そのまま鴨肉を煮たのとは全然違うコクがアップするし
鴨肉事態も、しっかり味が染みているから、
めちゃめちゃおいしいんです。
うん、これは一手間かける価値あり。
そんなわけで、我が家のおせちに鴨ロース煮が仲間入りし
そうして、お正月には、鴨南蛮も食べる。
家でのんびりのんびり。
いいお正月です。
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