家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
この時期の京都で食べたいもの
やっぱりカレーうどんは外せませんね。
そもそも私はカレーうどんが好きで
メニューにカレーうどんがあると、ついつい注文したくなります。
夏の暑い暑い時でも、カレーうどんが食べたくなるんだけれど
以前、本当に暑い日の昼ご飯にカレーうどんを食べたら
えらい大変なことになりました。
もう、体中の毛穴という毛穴から汗が猛烈に噴き出して
それはもう更年期のホットフラッシュ並みの吹き出し方で
しかもね、汗って自力で止められないんですよ。
あの時は、本当にただただボーゼンとして汗を流しまくり
ずぶぬれになりました。
その点冬はいいね。
身体が温まって。
昼にカレーうどんを食べて、
その足で、あちこち外を歩き回っても、ぜーんぜん寒くない。
カレーうどん最強!!
ところで、カレーうどんも、お店によっていろいろ味わいが違っていて
自分の好みのお店がいろいろあるんです。
今回行ったのは、左京区の永観堂近くにある日の出うどん。
こちらはもともと、京都のカレーうどんでは人気のお店で
どちらかというとコクのある味わいが特徴です。
カレーうどんの種類も多く
わかめカレーうどん、油揚げの刻み、甘きつねカレーうどん等等
後、うどんをお蕎麦や中華めんに変えることもできる。
ホントにに心が広い。
実は、初めてうかがったのは、
もうかれこれ10年くらい前のことで
突然雨が降り出して、とりあえず、どこかのお店に入ろうと思って入ったのがここでした。
冬で、雨に少しぬれたりして寒かったこともあって
アツアツのカレーうどんの、まあおいしかったこと。
しかも、お店を出るときに、傘の心配をしてくださって
(その時は、ちょうど雨が止んだので、傘を借りずに帰ったんだけれど)
雨に濡れて寒かった時に食べたカレーうどんのおいしさと
傘の心配をしてくださった優しさと
お店の雰囲気と
もう全部が心に残っていて、もう一度あのカレーうどんを食べたい食べたい
と思っていたのでした。
でも、行きたい、行きたいと思いながらもなかなか行けなくて
(場所がちょっと行きにくいところにあるのと
お店が昼の3時にしまってしまうんです)
今回やっと行くことができました。
私が食べたのは、特カレーうどん
ネギと、油揚げと、甘辛く煮た牛肉が入っています。
ここのカレーは牛脂を入りの自家製ルーをベースに作られているらしく
単にカレー粉を入れただけのカレーうどんとは違う
深いコクがあるんです。
でも、ベースが和風のだしなので
全くしつこくなく、
カレーライスのカレーとは全く違うあっさり。
牛肉もあらかじめ甘辛く煮てあるので
牛肉がめちゃめちゃ柔らかく
甘辛い味が、いい味のアクセントになって、めちゃいい感じ。
美味しいな~。
美味しいな~
そして、やっぱりお店の雰囲気もあったかくて
すご~く居心地がいい。
間違いなく、京都の名店だと思う。
これを書いていても、
またすぐにあの味が恋しくなってきた。
ああ~またカレーうどん食べた~~~~い
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