家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
お弁当作りも、一生懸命やりすぎると、
作るほうだけでなく、食べるの方もしんどくなってくるので
時々は手を抜いて、簡単な丼物にするのもいいですね。
うちの娘は、かえって、
やったーなんて大喜びしたりします。
そんなわけで、今日は三色弁当です。
鶏そぼろの三色弁当ですが
鶏そぼろは、梅風味。
いつもの鶏そぼろに梅肉を混ぜただけですが
ムシムシした気候の時には、ちょっとうれしいさわやかな味の鶏そぼろになりました。
梅肉はダブル使いです。
鶏そぼろの中に梅肉を混ぜて
さらに、盛りつけた後にも、梅肉をちょんちょんとのせて。
三色弁当に赤い色が入るとかわいいので。
緑は、小松菜の塩炒めですが
青しそも一緒に炒めました。
しその風味が、梅の味とあうかと思って。
それから、下のごはんには、ゆかりのふりかけを、ぱらぱらっとサンドしてあります。
食べ進んでいくと、ほのかにゆかりの風味が口に広がる仕掛け。
ちょっと楽しいでしょ?
こういう三色弁当の時
やっぱり気になるのは、野菜があまり入らないこと。
一応小松菜の塩炒めで野菜も食べられるようにはしているのですが
今日は、デザートを兼ねてさつま芋とリンゴのレモン煮を添えてみました。
リンゴをイチョウ切りにして鍋に入れたら、砂糖をまぶして10分くらい置くんです。
そうしたら、リンゴから水分が出てくるので、そう水分を利用してさつま芋を蒸し煮にします。
リンゴの割合が多ければ、リンゴの水分だけで煮ることができますが
リンゴが1個くらいだと、少し水分が足りないので、水を足して
リンゴの上にさつま芋をのせ、ふたをして弱火でじっくり加熱。
ゆっくり加熱すると、サツマイモがうんと甘くなるのです。
さつま芋が柔らかくなったらレモン汁を入れてひと混ぜし
そのまま冷ませば、出来上がり。
前もって作っておけば、朝はつめるだけなので楽ちんです。
これは、お弁当に持っていくのもいいですが
おやつや朝ごはんに、ヨーグルトをかけて食べるのもおいしいですよ。
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