家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
奥薗さんの料理って、最近“禅”が入ってきていますよね
と言われました。
これまでも、簡単でシンプルなのが特徴でしたが
最近はそれがさらに簡単になってきて
それがまるで禅の世界みたいだというのです。
いやいや、私はそんなにストイックではないし
普段の私は、めちゃめちゃ抜けています。
（誤字脱字の多い、文章からもお分かりかと‥。）
でも、言われていることは、たしかにそうかもしれないとも思う。
実は料理とは何か？
という事を、ここ1年くらいずーっと考えてきました
それを知るために
様々な本を読み漁りました。
というか、目下読み漁っている状況です。
もちろん哲学の本や宗教の本も読み
手探りしながら日々、日めくりレシピを書いています。
今、私がたどり着いた一つの答えは
料理とは、
作って食べて、元気になることだという事。
料理は、たったそれだけのシンプルな事なのに、
それが難しいという事を、日々痛感しています。
こんなにたくさんレシピがあふれていて
一生かかっても作りきれないほどのレシピがすぐに手に入り
食材も便利に手に入る
なのに、なぜ、料理をすることが楽しくなかったり、
めんどくさかったり
いやになったりする時があるんだろう。
逆に、料理が楽しくなる時って、なぜ楽しいって思うんだろう。
作りたくない時と、楽しいときは、いったい何が違うんだろう
作って食べたら、元気になるときもある
けれど逆にぐったりしたり、もやもやした気持ちが残るときもある。
それはいったいなぜだろう。
元気というのは、身体だけでなく心も含んだ元気のことで
栄養が満たされただけでは、必ずしも元気になれない
作って食べて、身体も心も両方元気になること。
それができる料理って、何なんだろう。
作って食べて、元気になる、
たったそれだけのことの中に、わからないことがたくさんある。
誰でも簡単に作って食べて
確実に、心と体が喜ぶような料理
文字で書けばこんな簡単なことが、じつはとても難しい。
まさに禅問答です。
そのわからないことを、少しでもわかりたくて
日々、レシピを考え、料理を作っています。
そしてこれこそが
家庭料理研究家として
これから挑むべきテーマだと、最近は思っています。
私のレシピで
心と体が元気になってくださる人がいてくださることを心の支えにして
このテーマに挑んでいきたいと思っているところです。
コメント
私の料理が楽しいとき…
作ったごはんを美味しい🎵と言ってがつがつ、ニコニコ食べてくれるのをみるときかな。美味しいって作ったものにとっての最高の労いの言葉ですよね。
歳のせいか(笑)最近はやっぱり和食がいい。私のなかでの和食は、食を和ます 和食でありたいです。料理、楽しいな✨
ホントにそうですね。美味しいって言ってもらうと、作ってよかった～って思える。
それと、私は、料理楽しいなっていう言葉を読んで、楽しい気持ちになりました。
料理が楽しいなっていう言葉、いいですね。私も、もっともっと、口に出していってみようと思います。
幸せな気付きでした。ありがとうございました。