でいりいおくじょのBLOG

2020.04.29

映画日記「はじまりはヒップホップ」

チャレンジすることに年齢は関係ない

そう思える映画を見ました。

 

「はじまりはヒップホップ」

 

昨日は70歳で赤ちゃんを産むストーリーだったのですが

これは、ニュージーランドの小さな島に住む

66歳から96歳の人たちがヒップホップダンスを始め

ラスベガスで行われるヒップホップダンスの世界大会に出場するまでを追ったドキュメンタリー映画です。

 

超高齢メンバーで構成されるヒップホップダンスのグループ名は

ヒップオペレーション

 

メンバーの多くが

腰骨(ひっぷ)の手術(オペレーション)をしているところからのネーミング

なんか、お茶目♪

 

そんな超高齢者のグループが、ヒップホップダンスで世界大会なんてって思うんだけれど

目指すのは、特別出演。

 

でも、ただ、年寄りのグループが、なんとなく面白おかしく踊るというだけでは

特別出演などできないんです。

そんな甘いもんじゃない。

 

まずは、予選会でダンスを踊って、実力を認めてもらい

ちゃんと評価されて、踊りを認めてもらったうえで

ラスベガス大会への出場が許可されるんです。

 

ここが第一段階。

 

ここまでは、順調に進み

ラスベガス大会の出場許可が下りるんだけれど

問題は山積みで、本当の勝負がここからです。

 

なんといっても、超高齢(90歳以上)の人もいるし、中には車いすの人もいる、

持病を持っていて、健康に不安のある人もいる。

更には、お金の問題。

 

当初スポンサーを募り、そのお金を当てにしていたのだけれど

思ったようにお金が集まらず、そこでも苦戦。

 

それも、みんなで話し合い、なんとかみんなで行ける方法を模索していくんです

決してあきらめない。

そこがすごいんです。

 

その一方で、日々練習、練習。

そして、ついに、64歳から94歳までの総勢27人が

ラスベガスのヒップホップ世界大会へと乗り込む!!!!

 

このドキュメンタリー映画を見て、

私は、もう、涙が出て、涙が出て、仕方がなかったんです。

ヒップオペレーションのダンスが、とにかく素晴らしく

年齢の垣根を越えて、ヒップホップダンスを通じで若者と高齢者が一体となる

それはもう、感動、感動、超感動です。

 

一人一人が、本当に輝いていて、

拭ってもぬぐっても涙が止まらないくらいの感動でした。

 

みんな素晴らしく前向きで、絶対あきらめないところも

本当に、見ていて心がわしづかみにされます。

 

ラスベガスに行きたい

私はやれる

みんなで一緒にラスベガスへ行こうって、ものすごくポジテイブなのが

とにかく、素晴らしい。

 

過去も、現在も、未来も、全部受け入れて

そして、今を精いっぱい楽しみながら生きているっていう感じ。

とにかく、すごい刺激をもらいました。

 

しかも、今、踊れることが、とにかく楽しくてしあわせだっていうのが

もう、見ていてわかる、そこも素晴らしい。

 

年をとっても、こんな風に前向きに生きられるんだ

っていうか

こんな風に前向きでいていいんだっておもえて

それが、うれしくて、うれしくて、ほんとうに涙が止まりません。

 

人生の折り返し地点を過ぎると

ついつい、自分の人生が、どんな風に終わるのか

なんてことを、考え始めたりしますが

 

いやいやいや、まだまだ新しい事にチャレンジできる

もう○○歳だからなんて

これからは、絶対思わないぞ

そんな、気持ちになれた、映画でした。

 

是非、見てください。おすすめです。

 

2020年4月27日ヒップホップ

 

 

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