家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
はっと気がつけば、3月ですねえ。
早い、早い、早すぎる~!!
2月は29日までしかないのも、
なんか2日くらい損したような気持ちになるのは
もろもろ、締め切りに追われているせいです、はあ~。
つい最近テレビを見ていたら
記憶に関する研究がかなり進んでいて
人の記憶は海馬というところにいったんプールされた後
大脳皮質というところにその情報を入れることで、記憶が定着するということは以前からわかっていたそうなのですが
海馬から大脳皮質への移行というのが眠っている間に行われるというのが
最近の研究でわかってきたそうな。
それを聞いて、すご~く納得したことがあって
私、15年位前、とにかくものすご~く忙しくて忙しくて
睡眠時間を削らなければ、にっちもさっちも行かなくなり
最終的には1~2時間しか寝ない生活を5~6年以上やっていたんですけど
ところがあるとき
その頃の記憶が、まるまるポッカリ抜け落ちてしまっているのに気づいたんです。
一生懸命思い出そうとしても
毎日どんなふうに暮らしていたのか、どうしても思い出せない。
辛かったこととか、苦しかったことをすっかり忘れてしまっているのは
ラッキーなんですけど
幸せだったこととか、楽しかったことなんかもあったはずなのに
そういう記憶も全部なくなってしまっているので
それはちょっとさみしかったりします。
だから、やっぱり、人間寝ないとダメですね。
うん、な~ンて言いながら、今日も、これを書いているのは夜中の2時過ぎ。
でもでも、今日のお弁当の話だけ書かせてください。
今日のお弁当はこれ。
鮭のごまポン酢漬け
じゃがいもとコーンのミルク煮
小松菜とえのきのおひたし
ソーセージ、卵焼き
甘塩鮭をグルリで焼いて、ポン酢に漬け込み
最後にごまをたっぷりからめました。
鮭の塩減により、塩がものすごく薄かったら、ポン酢しょうゆより、
酢と醤油と味醂を混ぜたものに漬け込んだほうが、しっかり味が入りますが
今日はあま市お酒だったので、ポン酢しょうゆで。
このほうが、柑橘の香りがいいので。
ポン酢につけてから、最後にごまをたっぷり絡めることで
ごまがポン酢を吸って鮭に絡まるので、味がボケないのです。
じゃがいもとコーンのミルク煮は
じゃがいもをチンしてから、冷凍コーンと一緒に少量の牛乳で煮て
最後にチーズを混ぜ込みました。
小松菜とえのきのおひたしは、茹でずはささっと炒めて
味付けは薄口醤油。
何か一品色の濃い野菜を入れることで
彩りが良くなるだけでなく
栄養バランスもぐっと良くなると思うのです。
ソーセージは、例によって味噌汁の中でゆでちゃいました。
焼くより茹でたほうが、皮がパリッとなって美味しいですね。
魚がメインの時は、ソーセージをちょっと入れることで
お弁当が地味になり過ぎないと思うんです。
さてさて、ささっとオフロに入って、早くねて
明日も頑張ってお弁当作らなくっちゃ。
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