でいりいおくじょのBLOG

2020.05.30

映画日記「マイ・インターン」

見れば確実に元気がもらえる。

これは絶対に間違いない映画です。

 

「マイ・インターン」

 

舞台は、ニューヨーク。

ジュールス(アン・ハサウェイ)は、ファッション通販で成功し

会社の経営者として多忙を極めている。

その会社が、福祉事業の一環で、シニアのインターンを雇うことになり

やってきたのが、ベン(ロバート・デ・ニーロ)、70歳。

 

最初は、70歳の男性というだけで、無理だと決めつけるジュールスだったのだけれど

 

ベンは他の社員とあっという間に仲良くなり

しかも、あれこれ気が利いて、頭もよく、その誠実な仕事ぶりに

だんだん心を開いていき

最終的には、深い信頼関係を気付いていくというストーリーです。

 

途中、いろんな事件が起こり

すったもんだのコメディー的なシーンもあり

盛りだくさんで、それだけでも楽しめるんですが

それだけじゃなくて、見終わった後に、とってもいい気持ちになるんです。

 

何がいい気分になるかというと

若者ばかりの会社の中で

70歳のベンは明らかに異質な存在なのですが

その異質な存在が、周りに少しずついい影響を与え始めるんです。

 

ベンは、フェイスブックのやり方も知らないし

USBの使い方も知らなかったんだけれど

若者たちの知らない経験をたくさんしているから

困難にあった時に、どうすればいいか、適切なアドバイスをすることが出来たり

 

人の心の痛みがわかるから

そっと、手を差し伸べたり、温かい言葉をかけてあげることもできる。

 

70歳のベンが、若者の考えを、自分のものとして共有したいと思い

新し経験を吸収しようと努めることで

不思議な化学反応が起こり

とってもハッピーなエネルギーを生み出すんです。

 

そうなんですよね。

 

この映画を見ると

最初は、自分にもベンみたいな人がそばにいてくれたらなあって思って

ベン様、ラブだったんだけれど

 

よくよく考えてみたら

私自身が、ベンのような存在になることも可能なんだと気づいた。

 

インターネットには弱く。

世の中の流行やらには、ついていけないことが多々あるけれど

 

知らない世界を、知らないから目をそらすんじゃなくて

まして、もう若い人にはついていけないし・・・なんて、年齢のせいにせず

興味を持ち続け、共有したいと思い続けること

そこを、一歩踏み出せば

自分の持っている経験や、知識を何らかの形で差し出せる場所が見つかる気がする。

 

興味を持って、一歩近づいてみたら

きっと何か役に立つことがあるはずで

そうすれば、そこに居場所ができる。

 

その結果、自分にも、素敵な化学反応を起こせるはずだ

 

これまで生きてきた経験が

誰かの役に立つって、素敵だなあ。

 

人生は、愛と仕事だと、ベンが言っていましたが

 

人とつながり、自分のやるべき役割がある。

それだけで、人生は最高に幸せだ

 

これは、若者だけでなく

あらゆる年代の人が幸せな気持ちなり、

人生に希望を持てる映画だと思います。

 

本当におすすめ。

 

2020年5月29日マイインターン

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