家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今年は、例年になくうなぎが豊漁だというニュースを読んで
うなぎを食べようかどうしようか迷っていた気持ちが
いっきに“食べる!”ってなったんです。
豊漁なので、少しは安くなっているのかなあなんて
少しだけ期待したんだけれど
やっぱりうなぎはぜいたく品ですね。
うちの近所には、ウナギ屋さんもあるし
うなぎを売っているお店も数件あるし
魚さんでもうなぎを売っているし
もちろんスーパーでも売っているし
どこで買うべきか迷う。
一応、ここのお店で買おうと心づもりをして出かけたんだけれど
いざ、ずらーッと並べられているうなぎを見ると、
あっちのお店の方がおいしそうだなあとか
いやいや、こっちのお店の方が、値段の割に大きいとか
ちょっとせこい気持ちにもなり
あっちを見たり、こっちを見たり
散々迷いました。
小さいなあ~、私。
結局、最初に買おうと思っていたいつもの魚屋さんで買いました。
ウナギ屋さんで買おうか、最後まで迷ったんだけれど
魚屋さんのお兄さんの方が、いい人そうだったので。
最終的には、そういうところで決まるんだなあ。
うな丼になっているタイプと、ウナギのかば焼きだけのとがあって
私はウナギのかば焼きだけのやつをかいます。
ご飯は自分で炊いて、炊き立てのご飯と一緒に食べたほうが絶対美味しいもん。
うなぎの温め方も、ちょっとしたこだわりがあって
私はウナギのかば焼きをアルミホイルに包んで、
魚焼きグリルで蒸し焼きにするんです。
で、全体が熱々になったところで、
アルミホイルの口を開けて、
もう一度焼き
うなぎに香ばしい焼き色がついて、ぐつぐついったら取り出してご飯に盛る。
関東のウナギは、焦がさないのが上といわれていますが
関西人の私は、しっかり香ばしい焦げ目がついているほうが好きなんです。
うなぎにはやっぱり粉山椒ですね。
土用しじみの味噌汁もつけて
ああ、やっぱうなぎはごちそうだなあ~。
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