家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
このところ仕事に追われているので
気分転換に、ゆるーい映画を見たくなって
ちょっと不思議な映画を見ました。
「団地」
空き室が目立つ古い団地で繰り広げられる
ドタバタコメデイー映画です。
半年前に、そこに越してきた山下夫婦。
実は、以前は漢方薬局をやっていたのだけれど
息子さんを事故で亡くし
そのショックと悲しみで、薬局を閉めて、この団地に越してきたのでした
そのささやかな日常の話かと思いきや
団地というタイトル通り
団地で暮らす家族の暮らしというのは
以外に、周りに筒抜けになっていて
その家庭の事情がうわさとなって広がっていくんです。
ちょっとした出来事が、憶測を生んで
そこに尾ひれがついて、話がどんどん大きくなっていって
いつの間にか、噂なのか、本当の話なのか
誰にも判断できなくなってくる
団地というのは、噂のコインロッカーやなあというセリフが
何とも、言い得て妙。
それにしても、この映画の見どころは
なんといっても、俳優陣の演技ですかね。
藤山直美さんと岸部一徳さんが山下さん夫婦を演じておられるのですが
めちゃめちゃ演技がうまい。
めちゃめちゃいいです。
普段の日常のふとした会話とか
二人で漢方薬を作るシーンとか
二人でご飯を食べる、何気ないシーンとか
本当に上手で感動する。
まじめで不器用で正直で誠実な感じで
こういう夫婦が、昭和の時代の団地には住んでいそうで
更に、この映画、わきを固めている俳優の皆さんも
めちゃめちゃ演技がいいです。
最後の終わり方は、賛否両論あるかもしれませんが
わたしも、最後はちょっと“?”って思ったけれど
後味は悪くなく、楽しめました。
なんかよかったです。
おすすめ。
コメント
おはようございます。
”団地”面白そうですね。
ましてや、藤山直美と岸部一徳さんと言えば、間違いないですね。
ぜったい見ます💓
毎朝、パソコンを開いたら、まず”日めくりレシピ”を見て、それからブログを拝見するのが楽しみです。
へい!siriも、Web会議も大笑いしました。
SNSだったら、いいね!があるけど、簡単に気持ちが伝えられないのが寂しいです。
奥薗先生も「暖簾に腕押し」な感じがされてませんか?
読んでます!の合図がわりにコメントを入れさせてもらいました。
日めくりレシピも作らせてもらって、家族に大好評。
これからも、よろしくお願いします。
お忙しそうな毎日、どうぞお身体お大切になさってください(*^^*)
ありがとうございました💓
コメント、ありがとうございます。
どこかで誰かとつながっていたらいいなあ、などと思いながら日々書いています。
日めくりレシピも作ってくださっているとのこと、ありがとうございます。
また、是非コメント書いてください。めちゃうれしいです。
ごぶがりしてます。「団地」。ボクは都営団地住まいで、ボクの好きな「どついたるねん」「ビリケン」「傷だらけの天使(豊川悦司と真木蔵人版)」の阪本順治監督が団地の生活をどのように撮るか?に興味をひかれて以前観ていました。団地3階のベランダからの俯瞰ショット、団地にナゼか良くあるタワーの仰角ショット、団地の階段を昇るショット、団地の窓明り(窓ごとに生活がある)のショット、UFOからの団地屋上俯瞰ショットなど団地の撮り方も色々考えられていたし、児童虐待、ゴミ出しトラブル、住民清掃、浮気、団地の噂話など団地らしいエピソードも入れていて、一軒家でも高層マンションでもない団地の3階の生活が上手く描かれていたと僕は思いました。団地3階の生活の日常と後半のSF的展開の非日常とのコントラストを出す演出は効果きしめんでなく、ボクはそれ程オモロいとは感じませんでした。でも久しぶりに阪本順治作品を楽しめました。それでは失礼致しますf@
映画を見るときに、監督の名前をほとんど見ない私は、まだまだ映画初心者です、すいません。
ビリケン、めっちゃ気になっている映画でした。やっぱり同じ匂いがしたんですね。
傷だらけの天使も見てみたい。どついたるねんも、面白そうです~~~~。
いい映画を教えてもらいました、ありがとうございます、楽しみができました。
それにしても、「団地」のなんとも言えず、いい映画でした。最後の終わり方はわたしもちょっと”おおおおおお~~~~~”って感じでしたが
藤山直美さんが掃除をしているシーンのバックで流れる浜村淳さんのラジオにグッときました。(関西人ならみんな、ここに反応するはずです)