家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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就活、婚活、妊活
いろんな活動があるもんだなあと思っていたら
最近は、腸活とか菌活がブームとか。
つまり、発酵食品とか、キノコとかを食べて
腸の中の善玉菌を活性化し、腸を元気にするのが流行っているそうな。
まさに、先日家庭の医学でやらせていただいたテーマですね。
先日のテレビの収録の時
バックヤードで出番を待っているときに、
順天堂大学の小林先生がおっしゃっていた話。
ヨーグルトを食べる時も、いろんな種類のヨーグルトを食べたほうがいいそうです。
ほら、最近は、メーカーによって独自の菌を使っているでしょ？
実は私は、ヨーグルトっておなじのを食べ続けたほうが腸内菌が安定して増えるのかと思っていて
これというのを決めて、浮気もせずにずーっと同じメーカーのを食べ続けていたのですが
それを聞いて以来、その時の気分で値段の安いのやら、食べたことのないのやら
いろいろ食べるようになりました。
そのとき先生がもう一つ
一日に、ヨーグルトを２００ｇずつ食べ続けると
肌の状態が、てきめんに良くなるとおっしゃっていました。
肌って、女性は反応しちゃいますよね。
以来、私、ヨーグルトの量も２００ｇに近い量、食べるようにしています。
以前から、それくらいは食べたほうがいいということは聞いたことがあったんですけど
乳脂肪の取りすぎも気になっていて
そんなに食べて大丈夫なんだろうか、とちょっと思っていたところがあったので
私は、できるだけ低脂肪のものを選んで買っています。
さて、腸活、菌活といえば
今、一番おすすめなのは、キノコです。
台風の影響で、ことごとく野菜の値段が上がっていますね。
そんな時こそ、天候に影響されないキノコはありがたい存在です。
今日スーパーに行ったら
エノキ、１袋２００ｇ位のが６８円！！
こんな安くしてもらって、ごめんなさいって感じでした。
キノコというと、洗うのか洗わないのか、という質問をよく受けるんですけど
答えは、洗わないです。
スーパーで売っているキノコって、基本的に菌床栽培なので
洗わなくてもきれいなんですね。
私は、以前菌床栽培の現場も見学したことがありますが
温度、湿度など、空調管理が完全にされているクリーンな建物の中に
棚がたくさんあって
そこに、ポットにおがくずが入ったのがずらーっと並んでいるんです。
そこからぼこぼことキノコが生えてくるわけです。
水耕栽培の野菜工場とはちょっと違う
なんか、神秘的な感じでした。
キノコは洗うと、一気に水を含んで水っぽくなり
味も香りも落ちるので、洗わなくてもいいというより、洗ってはいけないといったほうがいいかも。
料理するとき
キノコをどう使うかによって、料理の仕方を私は変えています。
キノコのうまみを生かして、スープや煮物にするときは、ふたをして蒸し煮にし
キノコのうまみ成分を煮汁や蒸汁に利用します。
つまり、キノコの水分を外に出して、うまく利用するってわけ。
キノコ自体をおいしく食べたいときは
じっくり水分を飛ばしながら加熱して、キノコの中にうまみを凝縮させたほうがいいので
ふたをせずに加熱します。
ほんのちょっとしたことですが
これで、キノコのおいしさが変わってくるので、お試しあれ。
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今日の日めくりレシピは
「鶏手羽中とキノコのさっぱりにんにく煮」です。
鶏とキノコはとっても相性がいいので
一緒に煮ると、鶏もキノコも両方がおいしくなります。
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