家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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最年少で、台湾のIT大臣に就任された
オードリー・タンさん
IQ180 ！！
今、世界が注目している天才です。
その、タンさんの本を読んでみました。
「オードリ・タン 自由への手紙」（講談社）
「Au オードリ・タン 天才IT相7つの顔」（文春e-book）
タンさんは、生まれながらの天才です。
7歳で9元連立一次方程式に調整していたそう。
8歳になると独学でプログラミングを習得。
ずば抜けた秀才なので、優等生学校に転校するのですが
学校にも先生にもなじめずにいじめにあい
13歳で中学を中退
ここまでもすごいけれど
ここからがタンさんのすごいところで
教育システムの壁を越えたことで
あらゆる壁をすいすいと飛び越えていくのです。
24歳の時には、性別の壁を越え、女性になります。
英語、ドイツ語などの語学も習得し
国境も超えていく
人種も超えていく
家族の在り方、
社会の在り方
そういう、普遍と思い込んでいた概念さえも、
軽々と飛び越えていく
とにかくすごいです。
この2冊を読むと
彼女の生い立ちはもちろん
何を考え、どんな風に問題に立ち向かってきたかもわかるだけでなく
彼女が、温厚な人徳者であり
争いを望まない、平和主義者である
ということも、よくわかり
そこの部分にも感動します。
頭がいいというのはこういう人のことをいうんだなあ。
頭の中に広い宇宙があって
そこの中に、ものすごくたくさんのいろんなものが浮遊していて
何か、一つの問題を提起されると
ランダムに浮かんでいたものが
パパパパっと、ネットワークでつながり
そして、それを現実の社会の中で形にしていける
本当に、すごい。
さらに言えば
その頭の中の宇宙には
紙や、絵画といった高尚な芸術と同列に
ディズニーアニメやドラえもんや
コメディー映画や、ラップ音楽や、ヘビメタルまで
いろんなものが同列に存在しているんです。
守備範囲が広い
天才、すごい。
でも、タンさんについて語られる時
その知能の高さとか、IT相としての成果などを称賛されることが多いですが
（もちろんそれも素晴らしいのですが）
やっぱり、一番すごいところは
いろんな物事に対して、常に対等な立場で向き合おうとされている姿勢と
全ての物事に対して、壁を作らず、境界線を引かず
優劣や上下関係を持たない価値観です。
その自由で、柔軟で、平和で、やさしさのある考え方に
心から尊敬を感じました。
いやあ、圧倒されることばかりですが
凡人なりに、そこから学ぶこともたくさんあり
本当にいい本でした。
タンサンの考え方に触れたほうがいいです。
本当におすすめ。
コメント
奥薗先生がおすすめされていたオードリー・タンさんの本。
audiobookで『デジタルとAIの未来を語る』が発売されたので、聴いてみました！
おっしゃる通り、柔軟でやさしさのあるお姿に尊敬の念を抱きました。面白くて、勉強になりました！
今週末にはaudibleで先生ご紹介の『天才IT相7つの顔』が発売されるので、こちらも購入予定です！
オードリー・タンさんは、本当にすごい方だと思います。
頭がいいのはもちろんなんだけれど、その頭の良さをかさに着ないというか
境界線も、上下もなく、すべての物事と対等につながっていこうとする姿勢は、本当に尊敬できます。
頭がいいって、こういう事なんだなあって、本当に思います。