でいりいおくじょのBLOG

2021.08.20

豆腐の水切りをしないわけ。

今日は、YouTubeで豆腐のドライカレーを紹介したので

豆腐の話を少し。

 

豆腐の下処理の方法として

豆腐の水切りというのがありますが

私は、あの水きりという作業に、常々疑問を持っていまして。

 

というのも、

豆腐のおいしさは、水で決まると言われているから

豆腐の水分、すごく大事だと思うんですね。

 

特に私の故郷の京都では

おいしい地下水がわくところで豆腐作りがされてきたという歴史があるので

豆腐の水には、並々ならぬ愛情がある。

 

なので、水も含めて豆腐のおいしさだと私は思っていて

豆腐を料理するときには、できる限り水ごと食べるのがいいと思っています。

 

そんなわけで、

私は、水きりというのはしません。

(斜めに置いた豆腐に重しをのせて、厚みが半分になるまで水を抜くとか

ペーパーに包んでレンジ加熱するとか)

 

今日のドライカレーのように、

そのまま使ってはビシャビシャする場合だと

キッチンペーパーの上に並べて、自然に落ちる水分をさっととるだけ。

それで十分。

 

その上で、豆腐の水分をうまく利用する手を考える。

このドライカレーの場合だと、片栗粉です。

 

豆腐でも野菜でも

なるべく、そのまま、素材の持っているものを味わう

そういうやり方がいいんじゃないかと思っています。

その方が、手がかからないだけでなく

素材がもともと持っている味わいが

自然の旨味が隠し味となって、何にもしなくてもおいしくなる。

 

手をかけて、逆においしさをなくしてしまわないようにと、

豆腐は、そういうことを教えてくれる素材でもあります。

 

豆腐のドライカレー↓↓↓↓

(632) 5分でできるヘルシー作り置き。食べ方いろいろ。お腹にもお財布にも優しい一品。 – YouTube

 

2021年8月20日とら

なんか深いね。

 

 

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