家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
若いころ読んだ本に
からだの声に耳を傾けて
からだの声に従って暮らすのがいい
というようなことが書いてあって
一生懸命体の声を聞こうとしたことがありました。
けれど、若い時は、いくら耳を傾けても
一向に体の声が聞こえません。
だから、かなりめちゃくちゃな生活をしていました。
寝ずに仕事をしたり、
めちゃめちゃ甘いものを食べてみたり
自然食にハマって、かなり偏った食生活をしていたこともありました。
その時は、自分なりに自分の声を聴いたつもりだったんだけれど
今から思えば、全く聞こえてなかったなあと思います。
ところが、
最近になって分かったこと。
自分の身体の声は聞こうとしても聞こえない
聞こうとせずに聞こえてくるものだという事。
ただ普通に暮らしていて
ああ、あれが食べたいなあ、ああ眠たいなあ
ああ今日はだらだらして多いなあ、今日はがっつり肉が食べたいなあ
なんて思ったら
それが心の声で
そう思ったら
何も考えず、その気持ちに素直に従う。
気持ちに逆らわずず、素直にその通りくらせば
それ、まさに自分の身体の声を聞いて暮らすことになる。
そんな簡単なことに、最近やっと気づいて
疲れたときは、早く寝る。
からだが重たいなあと思ったら、がっつり肉を食べる。
遅ればせながら、そんな素直な暮らしをしております。
そんなわけで、今日は体が重かったので
レバーニラ炒め、作りました。
がっつりレバーを食べて、モリモリにらを食べて
そしたらきっと、明日は体が軽くなってる。
ようやく、自分の身体と意思疎通できるようになってきたみたい。
コメント