家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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昨夜は、きんぴらごぼう、作りました。
きんぴらにするとき、
ゴボウって、細切りですか？それともささがきですか？
昔、娘のお弁当にささがきのきんぴらごぼうを入れたら
友達から「何それ～っ！！」
って笑われたといって、
ささがきのきんぴら禁止令が我が家で発令されたことがありました。
たしかにお惣菜とか、市販のお弁当とかに入っているきんぴらって
細切りになっていることがほとんどなので
そもそも“ささがき”っていう形状を見たことがない子もいるかもね。
せん切りにはせん切りの
ささがきにはささがきの美味しさがあると思うので
まあ、どっちが上ということはないと思うけど
でも同じささがきでも
包丁でシャッシャッとやったささがきって、やっぱおいしいね。
ピーラーでシュッシュってやってもささがきはできるし
そのほうが簡単なんだけど
きんぴらにするときは
ピーラーのささがきって、なんか美味しくないと思う。
鍋とか、素揚げとか
ああいうのならいいと思うけど
なんですかね。
全体に均等になりすぎるっていうか
薄くピラピラになりすぎるっていうか。
包丁でやると、厚さや大きさがまちまちで
それが口の中で、なんか面白い噛みごたえになって
それが美味しさにつながると思いませんか？
一緒に合わせるにんじんは細切りで
これもなんとなく、細いのやら太いのやらがあって
なんか、きっちり作ってないほうが
こういう料理って、なぜかおいしい気がする。
私は薄味に仕上げて
すりごまをたっぷり混ぜるのが好き
赤唐辛子入れずに作って
食べるときに、その時の気分で七味唐辛子とかかける。
フライパンいっぱい作って
サラダみたいにモリモリと一杯食べるのが我が家流。
ゴボウをいっぱい食べた日は
なんか体にいいもの食べたって感じがします。
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