でいりいおくじょのBLOG

2012.06.15

本で一服

ずーっと延々仕事をし続けるというのは
なかなか難しいですね。
若い時は、もう少し持久力もあった気がするのですが
最近は、1時間おきくらいに休憩を入れないとちょっと厳しい。
休憩というと
例えばお茶を飲むとか、 
ちょっとしたお菓子をつまむとか
 
まあ、それもいいのですが
私は、15分とか20分とかタイマーをかけて
本を読んだりします。
 
ずーっとパソコンで文章やレシピを書いていて
その休憩に、また文字を読むのかと思われるかもしれませんが
 
今やっている仕事と関係のないものを読むのは
結構気分転換になるのです。
 
今日は、
「今日もていねいに。」
(松浦弥太郎著 PHP文庫)
というのを読んでいたのですが
 
その中に読書という旅という文章があって
 
ほんの5分ほど旅にでるつもりで本を読む、という話が書いてありました。
 
そうそう、そうなんですよ、そうなんですよ。
と、深くうなづいた私。
 
一日中家にこもって仕事をしていて
現実にはどこにも行けないのだけれど
 
カフェの本を開けばカフェに行った気分になるし
京都の本を開けば、京都旅行だってできる。
電車に乗る移動時間もいらず、お金もかからず
準備も、基礎知識もいらない。
エッセイ本を読めば、憧れの方の話も聞けるし
知らないことも教えてもらえるし
それが、15分とか20分とか
自分勝手に、はいここまで、と話を終わらせても失礼にならない。
 
そういう本の読み方をして
切羽詰まった気持ちをリラックスさせたり
いい考えが浮かばなくて落ち込んだ気持ちを、グッと盛り上げたり
そうそう、私もそういう付き合い方をしています、本と。
 
松浦氏も書いておられるけれど
私にとって読書は勉強ではなく
ただただ、読んでいる間の時間を楽しむためのものなので
小説を読み終わった後、
あらすじをうまく思い出せない時もあリます。
そうなんです。
その読んでいる時の、ワクワクとかドキドキとか
そういうことが、最も大切なことなんです。
 
でも、こういう読み方をしていて、一番の問題は
15分だけと言いながら
ついつい1時間くらい読むのに没頭してしまい
気がつけば、読書の合間に仕事をしているみたいな
逆転現象が起こってしまいがちなこと。
 
そうならないように
2つも3つもタイマーをかけて
今日も本を読みつつ、仕事をしている私です。
 
 
 
 
 
 

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