家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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鮭は大好きなんですが
鮭のことを詳しく知ろうとすればするほど、
どんどんややこしくなります。
というのも、鮭ってひとくくりにしていますが
鮭の中にいろんな種類があって
そのいろんな種類の鮭が、魚屋さんの店頭に並んでいるから
ますますややこしくなるんです。
それで、頭の中をいったん整理しようと思って
「サケ学への誘い」（帰山雅秀著 北海道大学出版会）
を読んでみました。
正直、めちゃ専門的過ぎて、
半分も理解できなかったんだけれど
現時点で理解したことは以下の通り。
鮭にはいろんな種類がいて
その中で日本に生息している鮭は
シロザケ、カラフトマス、サクラマス、紅サケの4種類
普通”鮭”といった場合は「シロザケ」をさしています。
シロザケというのは、
主に北太平洋から北の方に生息していて
今の時期、産卵のために川に戻ってくる鮭は、このシロザケで
秋鮭と呼ばれて売られているものも、このシロザケ
ここでややこしいのは
鮭には天然物と、養殖物とがあって
例えば銀鮭などは、ほとんどが養殖なので
日本には生息していないけれど
日本で養殖された銀鮭が普通に売られていたりします。
また紅サケは、日本にも生息しているけれど
売られている紅サケ（塩鮭として）は、輸入物。
頭、こんがらがる～
更に、
紅サケ、銀鮭は、もともとマスなのに
いつの間にか、鮭になったんだって
こんがらがる～～～
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ということで
鮭は、複雑でややこしい
でも、この時期、産卵のために、川に戻ってきて
秋鮭として売られているのは、日本近海に生息しているシロサケで
この時期たくさん獲れるので、値段も安く
身体にいい成分もたくさん含まれているので
この時期、たくさん食べるのがおすすめ
ということは確かです。
シロサケは、塩焼きにすることが多いと思いますが
この時期の鮭は、脂肪が落ちているので
油を落として焼く塩焼きよりも
ムニエルのように、油を使って焼いたり揚げたりする料理の方がおいしいと思います。
今日Youtubeで紹介しているおろし煮も
是非是非お試しあれ。
魚料理初心者にもおすすめ。奥薗流簡単鮭のおろし煮。ふっくら香ばしく、味がしみしみに仕上がるウラ技満載！！ – YouTube
コメント
いつも、美味しい料理の作り方やポイントを沢山教えていただいて、とても感謝しております。
先生にお願いがあります。野菜やお肉等の分量を、だいたいで結構なので、g単位で明記していただきたいのですが。例えば、カボチャ1/4個と書かれていると、いったいどれ位の分量で、この調味料の分量になるのか判断するのが、私には難しいのです。そういう時は、今まで適当に判断して作ってしまい、ほとんど失敗したことはなく、美味しくできるのですが、私は最初に作る時は、先生のレシピになるべく忠実に作り、その後は、自分流の味付けに変化していきたいと思っています。
先生のレシピはg単位の時と、そうでない時があり、こんなお願いするのも恐縮なのですが、例えば、玉ねぎ中1個（約200g)というふうに明記していただけると嬉しいです。
お忙しい先生にこんなお願いするのは、とても恐縮なのですが。。。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
コメント、ありがとうございました。
レシピの中にグラム表示をする件、おっしゃっていることはよくわかります。
実はYoutube動画の中では、大体の目安はお知らせしています。
動画の中では、大体の目安をお知らせしているのに
文字のレシピ上では書かないかというと
レシピの中に数字を入れてしまうと、まるで理科の実験みたいで
栄養士さんがカロリー計算される時のレシピみたいな感じがして、それが私としては嫌なのです。
私のレシピでグラム表記をしているものは
おそらくレンジ加熱をする場合や
豆腐や厚揚げなど、地方によって大きさが異なる場合などです。
グラム表記していないものに関しては
それほど、厳密でなくてもいいですよというメッセージとしてとらえて下さい。
書いてないものに関しては、適当でも大丈夫なのです。
先生こんにちは。
いきなりのリクエストなのですが、鯖の味噌煮を教えて頂きたいです！ なかなか上手に出来ず 身も固くなってしまい こんな理由で2年は作った事がないです💧
どうか よろしくお願いします。
先生のレシピ、お人柄が 大好きです。
こんにちわ。
コメント&リクエスト、ありがとございます。
サバの味噌煮いいですねえ。
サバの味噌煮が固くなってしまうの、分かります。
手ごろな値段で手に入るサバは、小さいサイズのものが多く
脂がのっていないために、煮ても焼いても身がパサつくんです。
私も、折に触れて買ってみるのですが
サバ自体に、かなり問題ありです。
鮮魚店でさばを買ったことがありますが
大きくて脂ののったものだと、さすがにおいしくできたのですが
値段もめちゃめちゃいいです。
確か、半身で1500円くらいしました。
こういうの、なんか悲しいですね。
でも、何とか研究して、美味しくできる方法を思いついたら、また紹介しますので
どうぞ気長にお待ちくださいませ。