でいりいおくじょのBLOG

2021.11.06

小松菜の話いろいろ

子供の頃、小松菜って食べたことがありませんでした。

そんな話をすると

関西人で、私くらいの年齢の人は

たいてい、私も私もって言ってくださいます。

 

というのも

そもそも小松菜って、

江戸時代に小松川(東京の江戸川区周辺)で生まれた

お江戸の野菜だからで

私が子供の頃、京都ではそんなに一般的ではなかった気がします。

 

東京に出てきたとき

小松菜農家の方に話を聞きに行ったことがあります。

 

小松菜に興味津々だったのです。

 

小松菜は比較的育てやすい野菜で(アブラナ科)

すぐに大きくなり

大きくなりすぎたものは、江戸菜っていうのを教えてもらいました

 

小松川を境に、そこを越えると江戸になるので

小松菜を超えると江戸菜、という事らしいです。

これは笑いましたねえ。

 

小松菜って、漬け菜の一種で

野沢菜なんかに近い野菜だということも教えてもらいました。

 

確かに、野沢菜と味が似ています。

 

そういえば、

昔、プランターで小松菜を育てたことがありました。

大きくなる前に、どんどんつんで

柔らかいのをサラダなんかで食べたり

お鍋の時に、さっと加熱したりして食べたりすると

すごくおいしかった。

 

きょうのゆーちゅぶは、小松菜の煮びたしです。

 

煮びたしは、小松菜の最もおいしい食べ方だと思っています。

だから、これがおいしくできると、

繰り返し繰り返して食べても

飽きずに食べられるのがいいんです。

 

今日、YouTubeで紹介したのは

家庭料理の定番!小松菜の煮びたし

 

最小限の手間と、最小限の調味料で

ぴたっと味が決まる方法を紹介しました。

是非是非作ってみて下さいね。

 

マスターすれば「一生もん」!の定番家庭料理。最小限の手間でぴたっと味が決まる小松菜の煮びたしの作り方。 – YouTube

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

コメント

  1. スミダミエ より:

    奥薗さんを初めて見たのはTVチャンピオン。その後、TVでちょくちょくお見かけするようになりましたよね。子どもが幼い頃に手作りおやつを作ってあげられるといいなぁ、と思って探して購入した大昔のレシピ本が奥薗さんの本だったと最近気付きました。笑
    お菓子の手作りをしたい思いはあって、簡単に作れるものを沢山盛り込んでくれているのに、その中でも数品しか作らなかった私。残念な母親です。これまた数年前に立ち読みしてから購入したレシピ本が奥薗さんのエッセイ入りの本でして。幼い頃のおばあちゃんの話や化学的に教えてくれたお父さんの話。奥薗さんの苦労された子育て等々本当に素敵な本でお気に入りの一冊です。しみじみと同感するところあり、ほうほうと納得したり。奥薗さんの笑顔と共に心に入ってくる内容に本当に素敵な方だと思いました。調理を化学的にも考えて、しかも作りやすく作り手の手間を最小限にしてくれて、上手に作れるコツを惜しみ無く与えてくれるところは流石という言葉でしか表せません。助手を使わずに自転車で買い出しに行かれるとか、倒れるように寝てしまうとか、自分には出来ないからこそ憧れも有ります。そして、自分の出来る頑張りをしようって思うんですよね。で、私が大好きな小松菜の煮浸し!そうなんです。本当に飽きずにいくらでも食べられるお総菜で我が家でも定番です。YouTubeもちょくちょく覗いていますが、これからも奥薗さんの発信を楽しみにしています。お身体にはくれぐれもお気をつけてくださいね。

    1. 奥薗壽子 より:

      うれしいコメント、ありがとうございます。
      そんな前から見て下さっているなんて、うれしすぎです。
      本も読んでくださって、感謝感謝です。
      自分にできることをコツコツ真面目にやって
      それで、何か小さなことでも、誰かのお役に立てればうれしいなと思ってきました。
      家庭料理は、本当にささやかな幸せですが
      それをそっと守っていけたらいいなあと思っています。
      これからもよろしくお願いいたします。

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