家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
小松菜の煮びたしは、昔から私の得意料理で
これまでも、いろんなところで紹介してきました。
作り方も、調味料の分量も
その時々で、臨機応変に変化させていましたが
水を入れて蒸し煮にするパターンが主流で
どちらかというと汁だくな感じで仕上げるほうがおおかったかな。
でも
汁だくにすればするほど
調味料はたくさんいるし
味をぴたっと決めるのが難しくなります。
それで、ある時から、水はほとんど加えず
小松菜の水分だけで作る方法に切り替えました。
家庭料理研究家としては
誰が作っても失敗なくできるレシピに落とし込まないとね。
このやり方だと、
小松菜に含まれる水溶性のビタミンの損失も少ないし
油性のビタミン類の吸収がアップするし
なんといっても、調味料が少なくて済むので
減塩にもなる。
まさにいいことづくめです。
あっ、それから
これはうちの近所のスーパーだけかもしれないけれど
時々、めちゃ苦い小松菜があるの
育て方(土)の問題なのかなって思うんだけれど
そういうのも
最初に炒めることで
かなり苦みは緩和されると思います。
でもねえ、苦い小松は勘弁してほしいですね。
苦い小松菜に出会ったら
次からは、そこで小松菜を買わないようにしてる。
そんなことで、小松菜を嫌いになりたくないから
できるだけ、美味しい小松菜を置いてるお店を探します。
もし、苦い小松菜に出会っても
小松菜って苦い野菜だと思わず
たまたまそのお店の小松菜が苦かっただけだと思って
別のお店の小松菜でトライしてみて下さいね。
さてさて、小松菜の煮びたし。
煮びたしなんて、本当に地味な料理ではありますが
地味だからこそ、繰り返し食べても飽きず
しみじみおいしかったりするものです。
こういう家庭料理が、
これから料理を始める人たちにも
幼い子供たちにも伝わっていくといいなあと思います。
マスターすれば「一生もん」!の定番家庭料理。最小限の手間でぴたっと味が決まる小松菜の煮びたしの作り方。 – YouTube
コメント
奥薗先生、こんばんは♪
「小松菜の煮びたし」、居ても立っても居られず、早速作りました!
油と油揚げのコクと、鰹節の風味で、お箸が止まりません。ヘビーローテーション入り間違いなしです。
ちなみに、『奥薗流・まごわやさしい健康料理』の「じゃこと小松菜のぽん酢炒め」もヘビーローテーション&お箸が止まらないメニューです♪
先生のレシピは、材料が使いきれること、ごく一般的な調味料があればよいこと、かつ調味料の分量が覚えやすいことと、本当に料理のハードルを下げてくださいます。
そして何よりも美味しい!!
先生のおかげで、今まで自分で手にしたことがなかった食材を買い求めたり、自分で料理したことのなかったお惣菜を作ったりと、自分の枠がどんどん広がることにワクワクして、そのおかげで、最近の週末は料理三昧です(笑)
先生のレシピなら、平日の夜でもささっと作れると思うのですが、残業が多くて、気力が残っていないことが多いので(手が遅いこともあり)、今は、週末に作りためたおかずをちょこちょこ食べています。
平日の夜に、出来立てのおかずを食べられるようになるのが、今後の目標です(笑)
これからも素晴らしいレシピを紹介してくださることを心待ちにしております!
うれしいコメント、ありがとうございます。
料理の楽しさが伝わって、とてもうれしいです。
料理って、楽しさがわかると
どんどん作りたくなってくるもんですよね。
それが伝わっているのがうれしいです。
これからもよろしくです。