でいりいおくじょのBLOG

2021.11.18

聖護院かぶ

かぶと言えば、

京都には、千枚漬けの材料で有名な聖護院かぶというのがあります。

 

普通のかぶの何倍もあるような大きなかぶで

輪切りにしたサイズが

千枚漬けの、あの大きさです。

 

かぶの季節がくると

京都の漬物屋さんの店頭に

聖護院かぶが積み上げられていたりするのは

京都では、よく見かける風景です。

 

そういえば

昔、聖護院かぶを頂いたことがあります。

 

実は、千枚漬けを作る時に

基本手作業で一枚ずつスライスしていくので

かぶの形というのがものすごく重要で

 

かぶのど真ん中に、かぶの中心が来て

まん丸でないとダメなんだそうで

ちょっとでも形がゆがむと

漬物メーカーに買い取ってもらえないのだそうなんです。

 

その、買い取ってもらえなかったかぶを頂いたというわけです。

 

多少、中心部分がゆがんでいるといっても

食べるのには、まったく問題ないし

自分で千枚漬けを作るには、こんなにいい食材はないわけで

ありがたくいただきましたとも。

 

ただ

いくつでも好きなだけ持って行ってもいいって言われたんだけれど

大きいからね

2個くらいしかもらえなかった。

だって食べきれないもん。

 

しかも、

大きすぎるから、

結局4等分位にしてから

薄切りにせざるを得ず

市販の千枚漬けとは全然違う感じの千枚漬けになりました。

 

あの、千枚漬けの独特な食感も

かぶだからこそのおいしさですね~。

 

聖護院かぶで千枚漬けを作ったのは、その時限りで

それ以降は、毎年普通のカウで千枚漬けを作っています。

 

かぶを薄く切って甘酢につけるって

千枚漬けを考えた人、本当に天才やわと思います。

 

かぶ

やっぱりおいしいねえ。

驚愕の甘さと旨さを引き出す、かぶの炒め物の作り方。これはハマります。葉っぱの上手な保存方法付き。 – YouTube

 

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